不定期にお届けしているゆうわプロジェクトのご報告です。
参画している大人たちは中学校の臨時職員か?と思えるほど有和中学校に通っています(笑)。

続々と本番を迎えています

授業を続ける中、12班それぞれ進度は違いますが、続々と本番を迎えている班があります。お写真でご紹介していきます。

まずは、前回のブログでイベントをご案内したライオンケミカルコラボ班

6月29日オークワ箕島店でしっかりと販売してくれました!

残念ながらワーカーは駆けつけられなかったのですが、周りからたくさん「行ってきたで!」という声が届いています。
生徒たちとは授業の時しか会えないので、体験の後どんな感想を持っているのか聞いてみたいと思っていたところ、嬉しい報告がありました。
担任の先生とのやり取りの中で、この活動のことをたくさん提出物に書いてきてくれる子がいるそうです。集団の中にいると気づきにくいですが、活動をとおして自信をもったり、気持ちに変化の表れている生徒がいるというのは本当に嬉しいことです。販売って結果も見えるし、やりがいのあることですよね。そう、結果…。皆さんも売上について気になっていませんか?

販売から1週間で、売上金額の報告がありました。

担当者の予想の倍近くを売り上げたそうで、ライケミさんもビックリです(笑)。みんなを応援する人達が来てくれただけでなく、知らずにその場に来た方も買ってくれたのは、君たちが一生懸命やってくれたからだとお褒めの言葉をいただいていました。

さぁ、続いては、スマホ講座班

7月5日スマホ講座を開催しました。自然と距離が近づくのがこの講座の良さでしょうか。お家でもおじいちゃんおばあちゃんに教えているという生徒もいることでしょう。

中央地区公民館は一部屋では足りず、別室準備で2か所で開催していました。
生徒たちによる、SNSに関する基礎講座を経て、個別レッスンへ!
後で生徒に感想を聞いてみると…
「アンドロイドで困った!もう使い方分からないからその場で調べまくりました。」
偉いっ!と思いませんか?分からないと投げだすのではなく、自分のスマホを使ってその場でやり方を検索して教える。さすがスマホネイティブ世代。答えてくれた本人はすぐにわからなかったことが反省と話していましたが、ワーカーは十分💮をあげたいです。

続いては、クリーン作戦班
実はこちらは、春の遠足の時に学年のみんなでゴミ拾いを済ませていました。そこから、考えたことを学年全体に発表してくれました。また、それについて参画している有田市役所生活環境課職員さんからもコメントや有田市の施策を説明していただきました。

7月10日全員で発表しました。意外と河川敷はゴミがないという発見。実はワーカーも先日の市内クリーン作戦で実感しました。

自分たちが活動して終わりではなく、市民の皆さんにも啓発しようとポスターを作ってくれました。
また、ゴミを減らすためには、
① ポイ捨てしない
② ゴミはゴミ箱に
③ 清掃活動に参加する
些細なことと思うかも知れないけれど、こういう意識が大切と発表してくれていました。ほんとにそうですよね、毎日のちょっとした意識づけでゴミだけでなく暮らしの質が変わっていきます。

時には立ち止まり

いつもいつも順調な訳でなく、参画者たちと思いがぶつかったり、一緒の方向を見られていないのかなと思うことも正直あります。でも、そんなときは溜め込まず、管理職を含めた先生方に報告し、立ち止まって一緒に考えるということをしています。
ちょうど全体で集まる機会があり、主任先生からも今一度ゆうわプロジェクトがめざしていることを生徒たちに確認いただきました。
「自由度の高い授業の中で、通常の教科では学べないいろんな力を身につけて社会に出ていってほしい。参画者の方々に感謝を忘れずに態度で示そう。」
今はこの活動の意味が分からなかったり、大人目線の話に聞こえるかもしれませんが、大人たちは生徒のみんなの未来に思いを馳せて、できることを精一杯やるのみです。

(投稿者:M.T)