「みんなの居場所@有田市」の活動のご報告です。
有田市社協では、摂南大学や有田市出身の学生たちの力をお借りして、学校にいけない・いかない子どもたちの居場所づくりをしています。3月は和歌山大学の4年生2人が来てくれました。

会場は、有田市宮原町にある『地域交流拠点 宮原さん家』をお借りしました。元宮原小学校があった場所の隣にあるオレンジの建物です。キッチンやリビング、畳の部屋もあり、おしゃれでとっても居心地がいい所です。
➡詳細はコチラ http://miyaharasanchi.com/

助っ人登場

今回、大学生たちとピザ窯で本格派ピザを作る企画をしていたものの、誰もピザ窯を使ったことがない・・・。うまくいくかはわからんけどやってみよう!なんとかできるはず!という状況で当日を迎えました…(汗)

この日は和歌山県のこども未来課の職員さんたち3名がお越しくださっており、なんと!その中に!おうちにピザ窯があるという職員さんがたまたまいらっしゃったんです!そうと分かれば「ぜひお願いします!」とおまかせしたところ、子どもたちに火起こしのコツをていねいに伝授してくださいました^^

「すげ~燃えてきた!!」と子どもたちは大興奮!
ほんとにあっという間に火がついて、BBQコンロの準備にも取り掛かってくれていました。
頼もしい火起こしチームです。。
燃え上がる炎を見ているとなんだか心が落ち着きますよね。

生地づくりチームも順調そう!

こちらのチームを引っ張ってくださったのは、みんなの居場所のヒミツキチ(保田地区)の大家さん。レシピ通りいけば生地を2時間ほど冷蔵庫で寝かす必要があるとのことでしたが、県の職員さんのネット調べでベーキングパウダーを入れる場合は寝かさなくてもいいという情報を見て、「もう待ってられん!作っちゃおう!」ということで寝かせずに伸ばしていきます。みんなお腹がペコペコでした(笑)

伸ばしていると自然とハートの形になったそうです。かわいいですね^^

心強い食材チーム!

寒い中でお米を洗ってくれたり、約15人分の食材を切ってくれたり、積極的に動く子どもたちです。家でもよく料理をするお二人はお昼ごはんの会で大活躍してくれています。

料理ができないワーカーは、子どもたちの切り方を見ながら
「じゃがいもはそうやって切るんか~…」と学んでいます。

「うまくできるかなぁ…でも1回だけやってみよかな」

ピザ生地にトッピングをして、いよいよピザ窯へ!
焦げないようにクルクル回しながら上手に焼いてくれました^ ^

焼き加減もベストで、大成功です☆
目を見開いて「うまー!」と声に出す子もいれば、「うんうん」と目を瞑りながらおいしさを噛みしめている子もいました(笑)
ピザは一瞬で無くなってしまったので次はお肉です。

卒業生へささやかな贈り物

みんなの居場所のマークが入ったマグカップをプレゼント^^
「おめでとう~!」と拍手でお祝いしました。4月からは新しい環境でがんばりますと笑顔が見れました☺

ヒミツキチの大家さんや県のこども未来課のみなさんから差し入れでいただいたデザートと共に早和果樹園のみかんジュース(社協の局長からいただきました!)でかんぱいです♫

居場所で過ごしていて、なにより嬉しいのは子どもたちが「〇〇もしてみたい。」と言ってくれることです。みんなの居場所を自分の居場所だと思ってくれること、少しずつ子どもたちの変化が見られて、心を開いていろんな思いを話してくれるようになりました。その声を聴いて、大学生たちに、そして地域の人たちに協力いただきながら実現したいと思っています。

(投稿者:S.A.)