11月中に4回の授業時間をいただいて、糸我小学校6年生の子どもたちと一緒に勉強をしました。
授業テーマは
「高齢者の生き方から 自分たちの役割を考える」
実は、糸小6年生は6人だけ!
ワーカーもこの少なさは初体験でどうなるかなと正直不安な気持ちもあったのですが、その心配は初回の授業でぶっ飛びました!
ずっと6人でやってきた子どもたちはお互いのことをよく分かっていて、尊重しあっていることがよくわかる素敵なクラスでした。
子どもたちは私に出会う前から「宿題」を出され、身近な「高齢者」にインタビューをし、紹介シートに書き込んでいました。
紹介も上手にできました。
実は、授業が始まる前に宿題を出してしまったのでひとつ失敗しました。
子どもたちのおじいちゃんおばあちゃんはまだお若く、中には50代の方もいました(笑)。
そもそも高齢者って、国の定義では65歳からなんですという説明をしたワーカーです。
高齢期の特徴について学んだ後、子どもたちは再度同じ人にインタビューし、これまでの人生で一番記憶に残っていることやこれからの子どもたちに期待することを聞き取ってきて共有。
子どもたちに伝えたいと思う内容に、ほんとにじ~んとしました。
命の大切さ、(あなたが)生まれてくれたことへの感謝、そんな言葉がずらりと並びました。
この写真は、子どもたちが高齢者からの言葉からキーワードを抜き出したものに、自分たちができると考える具体的な内容を貼っていったものです。
実は子どもたち、「教養」って何やろ?となったんです。すぐに代表者が辞書で調べました。
そしてこれってすごく大事!とみんなで気づきました。
写真では、「今の時代を大切に」というキーワードの下に、「生きることに感謝する?」とあります。
昔の人は戦争を体験して生きること自体が大変だったと思うから、今を生きる私たちは戦争もないし、平和な時代だけど生きることに感謝することが大事だと思うからと説明してくれました。感動しました。
他にも本当に素直な優しい意見がたくさん出されました。子どもたちは愛情を受けて育っているんだろうなと感じました。
これからの子どもたちに期待することを共有した後、この学びの結びとして自分には何ができるのかを考え、みんなで決意表明しました。
記念撮影だから、一瞬だけマスクを外そう!と提案しました。
初めてマスクを外した顔を見て、印象が違ってちょっとびっくりしました。
また感染が広がってきていますが、子どもたちもこうしてきちんとマスクをして生活しています。
早くコロナが終息して、こんないい笑顔が全開で見られるようになりたいなと思いました。