12月1日に、和歌山大学観光学部有田市LIPのみなさんが、有田市の特産品について調べたことを、子供たちに伝え、その後、特産品を使ってお弁当づくりを箕島公民館で行いました。

特産品について、漁師さんなどにヒアリングしたり、独自で調べたり勉強してきてくれました。
ヒアリングの様子は、このブログの2019年10月31日投稿「和歌山大学観光学部有田市LIPの皆さんが有田市の特産品について学びました」をご覧ください。

まずは、「太刀魚、シラス」について
・太刀魚、シラス漁について
・せりの様子や太刀魚などの魚がどんな所へ販売されているのか
・漁師さんの仕事の様子など

次に、「紀の国みかん鶏」について
・みかんの皮を鶏のえさに使っていること
・鶏がどのように調理されて、店頭に並んでいるのか

次に、今回のお弁当づくりで使う食材を提供していただいた方々を紹介しました。

子供たちは、特産品について学んだ後は、調理室に移動して「お弁当づくり」です。
お弁当づくりについては、昨年の「みかんジャム作り」でお世話になった酒井料理教室の酒井先生に、今年も教えていただきました。

お弁当のメニューは
・しらすおにぎり
・たちうお、たまねぎ、平てんのかき揚げ
・みかん鶏の照り焼き
・みかんの寒天

あらかじめ、三枚おろしにした太刀魚を5㎜の幅に切ります。 酒井先生が切り方の見本を見せてくれました。

初めは、上手に切れませんでしたが、先生が一緒に切り方を教えてくれたので、上手に切れるようになりました。

平てん、玉ねぎも切り、衣に太刀魚、平てん、玉ねぎを混ぜ合わせ、油の中に。

まずは、先生が見本を見せてくれた後に、子供たちも油に気を付けながらかき揚げを揚げました。

かき揚げ、美味しく揚がりました。

鶏のもも肉の皮の方を包丁の先でいくつか穴をあけ、身の方は、包丁で浅い切込みを入れます。

つけ汁を作り、鶏肉を15分ほどつけておきます。

フライパンを温めたら、汁けをきった鶏肉を皮の方から焼きます。
焼き色がついたら裏返し、火を弱めてから、ふたをして7~8分ぐらい焼いて取り出します。

フライパンを軽く洗い、残しておいたつけ汁を入れて煮立てます。そこに鶏肉を入れて照りをつけたら、食べやすい大きさに切ります。

ガス窯で炊いたお米にシラスを混ぜ、サランラップの上に適量お米をのせ、種を取った梅干しを入れ、力を入れず、やわらかく握りました。

みかん寒天については、調理時間の関係で、酒井先生が事前に作ってくれたのを切り分けました。

完成したお弁当を持って、ハイチ―ズ。

完成したお弁当を、保護者の方も一緒にいただきました。

子供たちから、「美味しい」との声があがり、おかわり分も、完食しました。

地元で獲れた食材を使い、自分で作ったお弁当を、みんなで食べる事でより美味しくいただく事が出来ました。

酒井先生、笑顔で楽しく教えていただき、ありがとうございました。