本日はノロウイルスによる食中毒の予防対策について「〇✕クイズ」方式で答えて頂きながら説明を交えながらお話をしています。ノロウイルスによる食中毒は11月から2月の寒い時期に多くそのほとんどが「ノロウイルスに汚染された食品(代表的な食品は牡蠣等の2枚貝)を食べる事」によるものです。食品はノロウイルス感染者の糞便や吐しゃ物から手や食器等を介して汚染されます。予防や対策を行わないと人から人へと感染します。(接触感染や空気感染)。又インフルエンザや新型コロナウイルス感染症と違いアルコール消毒はあまり効果がないようです。ノロウイルスの場合は次亜塩素酸ナトリウム(ハイター等)が効果的です。感染症の予防の基本は手洗いです。しっかり手洗いをしましょう。又ノロウイルスの場合細菌性の食中毒よりも熱に強い為中心部が85℃~90℃で90秒以上の加熱が望ましようですので湯通し程度では効果は無いようですので注意しましょう。そしてトイレの後ふたを閉めてから流すと感染予防に効果があるようです

質問:「ノロウイルスは牡蠣以外の貝からは感染しない?」〇か✕か?答えは下記に記入しています。

質問の答えは×です。ハマグリやアサリ、赤貝等の2枚貝もノロウイルスに感染している可能性がある為十分加熱しましょう。

質問内容により3問は全員合格でした。自信のある人はすぐに札を挙げてくれたり、自信ない人には思う方に挙げてくれるように伝えたり、中にはわからないから両方上げとくよと言われたりと楽しみながら参加してくれていましたよ。又説明をする毎にうなずいてくれていましたよ。ノロウイルスには予防のワクチンはありません。まだまだ寒い日が続きます。ご本人様だけで無く家族様も一緒に健康管理、感染予防をしながら元気に過ごしてくださいね。(*^^)v