防災有田みかん会議の後、職員もみんなで考えていますというブログを書きましたが、その後も続いています。
今年度、災害ボランティアセンター設置運営訓練を開催するにあたり、未経験の職員がいることや、訓練自体が6年ぶりとなることから本気で職員一丸となって取り組んでいます。

まずは、自分たちが語れるように

10月半ばには、事務係長以下の6人の職員が「災害ボランティアセンターとは」というテーマで5分という条件のもと、プレゼンを行いました。
業務の都合で2回に分けて実施しましたが、こうした取組は実は初めてで職員たちもドキドキしていました。

初回プレゼンに参加した面々。同じテーマでも個性豊かです。

担当ワーカーはこれまでいろんな形で、災害ボランティアセンターを住民の皆さんに伝える機会を貰ってきました。今回、他の職員からの説明を聞き、改めて何を大事に伝えるかをみんなで共有することが大切だと気づくことができました。
有田市社協として何をお伝えするか、今後はみんなで考えていきます。

主流になってきているキントーンを導入

全国的に災害ボランティアセンターでは、サイボウズのキントーンを導入することが多くなっています。都道府県の割合でも既に40以上が導入をしているそうで、今年度から和歌山県社協もその方向で試験運用を始めています。

もちろん、有田市社協職員たちは触れたことがありません。担当ワーカーも七尾市災害VCで経験したのみ。ということで、学びからスタートです。

和歌山県社協から夜間研修の講師として来ていただきました。
みんな真剣に聞いていました。そして翌日には、えっとどうやったっけ?となることも(笑)。

さぁ!高校生との授業が始まるで!

そんな超久しぶりの訓練は、箕島高校3年生探究の授業で取り組んでいきます。職員だけでなく、高校生も一緒に理解して進めるためには自分たちの落とし込みが必要です。意外とこの工程のおかげで職員の本気度があがり、「教えることは2度学ぶ」だなぁと感じています。

10/18 リーダー会議の様子
職員は管理職以外で2人1班でチーム制になっています。主任級以上が各班リーダーです。リーダーなの?班長なの?というくだらないことから真剣なことまで幅広く協議中(笑)。

10月23日から、交代制でほぼ毎週高校の授業に入っていきます。
福祉教育・防災教育・協同実践として取り組んでいきますので、続報をお楽しみに!

(投稿者:M.T)