初小校区「ラジオ体操で避難訓練!」スタートッ!
いよいよ今日から初島小学校区活動計画が実行に移りました。
さかのぼること1年・・・。
第4次地域福祉活動計画の小学校区活動計画策定のために集められた面々との話し合いが始まりました。
初島ってどんなまち?
昨年、7月8月9月と初小校区は他の校区より多く会議を重ねました。
地元の小学校学校運営協議会に所属する40代仲間と、移住者、少し若い層を少しずつ巻き込んでいろんな角度から初島に対する思いを語り合ってくれました。

実はこの時、地元の皆さんからは、少しマイナスイメージの方が多く出されていました。
しかし、移住してきた面々からは、初島の魅力や可能性について語られました。
その両者の意見の違いから「そうなんかな?」「ほんまはどうなんかな?」と考えられた気がします。
印象に残っているのは、初島町の人口分布をお伝えした時のこと。
「あれ?20代や30代ってこんなにいてるんや!」「え?どこにおるん?(笑)」
第2回にはその年代を巻き込もうとメンバーが増えたのです。
そして、その言葉をきっかけに、自分たちがその年代の頃に地元にどんな風に関わっていたかを意見交換してくれました。正直、地元で遊んだ記憶はあまりない様子でした。
子育てをする世代になり、学校行事に関わると実にたくさんの地域の方が子どもたちのために関わってくれていることを知ったという言葉も印象的でした。
自分自身に加え、自身の子どもたちも地域の皆さんに見守られて育ってきているのなら、これからの子どもたちのために自分たちもできることをしたい、そして初島に誇りをもって育ってほしいとチームの意見が固まっていきました。
子どもたちのために
そうして完成した初小校区の活動計画は、初島で育つ子どもたちへの想いにあふれています。
ちょうどその時期、南海トラフ地震臨時情報の発令等もあり、メンバーの防災への関心も高まっていました。
「子どもらって、避難場所知ってるんかな?」
「学校の避難訓練って地区の全部に行ったりせんよな」
子どもたちの活動の場所は、学校と自宅以外にもあります。
いつどこで被災するかも分からない中、せめて初島町内にいるときは、自分の判断で避難できるようにしてほしいという意見が出されました。

そして、集まったメンバーたちの夏休みの記憶にある「ラジオ体操」。
いつからか初島町では夏休みのラジオ体操がなくなっていたそうです。
そこには、「音」に関する苦情や、役員の負担などさまざまな事情があったようです。
メンバーたちは、朝早く起きて生活リズムを整え、自然に触れて体操をするあの夏の風物詩を今の子どもたちにも体験させてあげたいと語り合いました。
そこで決定したのが「ラジオ体操で避難訓練」。
重ねる会議と各自の準備
今年度に入って、実行に移すために重ねた会議は計4回。
この地区の良さは、こうした中間層の取組を高齢層の皆さんが見守り応援してくれていることです。
必要な時にアドバイスや自治会への交渉などを自然とフォローしてくれています。

メンバーが分からない初島の歴史や土地についてフォローしてくれる重鎮たち。
まずは、全員で手分けをして町内すべての避難場所を確認に行き、次の事をしていきました。
・道順等を写真に収める
・危険な場所と掃除の必要性などの検討
・ラジオ体操が可能かどうかの判断
・誰に断りを入れるかの相談
などなど、地味にいろんな手順がありました(笑)。
もちろん全員現役世代ですから、皆が仕事の合間やお休みを使って動いてくれました。
その後は、
・チラシ作成
・スタンプ・台紙作成
・小学校での告知
・資金集め

メンバーの中には、
デザインができる人、喋りが得意な人、
的確なアドバイスができる人、議論を整理できる人、
場をあっためる人、新しい視点を入れる人、それぞれの得意があり、いいバランスが出来上がっています。

毎月集まり、LINEグループで意見交換を重ねるうちに、チームの士気はあがっていきました。
面白いのは、夜の会議の後は男性チームはそのまま二次会🍺(笑)。
この文化が地域には大切なんだろうなと感じています。「一杯だけやで~」と女性陣が見送ります。

この写真に写る「のぼり旗」を記憶されている方がおられたら有田市社協マニアです(笑)。
そう!このブログのアイキャッチに写るのぼり旗なんです!
このブログは2021年5月のものです。ブログ内のお写真から「コロナ禍」のマスク必着と独特の距離の取り方になっているのが分かります。
この「チーム六桜花」は現在はオーバー70歳の面々になり、新メンバーが初島を象徴する「六桜花」という名を継承する形になりました。
共に拠点となっている初島公民館に今もあるこののぼり旗を譲り受け、ラジオ体操の集合目印にすることになりました。
今夏からスタート!

小学校5・6年生を対象に実施し、参加のたびに手作りスタンプを押してもらえます。
そして最終日は、チームメンバーである複合施設「辻本」の駄菓子屋へみんなで行き、スタンプの数だけ駄菓子と交換してもらえるのです!
今年度は町内3か所の避難場所でのラジオ体操があり、その時はスタンプ倍押しです(笑)。
それ以外は公民館へ集まり、全部参加するとスタンプが10個溜まるという仕組みです。

どのぐらいの子どもたちが来てくれるのか?ドキドキしながらワーカーも6時過ぎに公民館に行きました。
ピンクのTシャツを着てのぼり旗を肩に掲げたリーダーが登場し、ヘルメットをつけて自転車を漕いで登場するメンバーが現れました(眠そうでした笑)。
ボランティアで初日だけは見届けると校長先生や担任の先生方も来てくれ(遠路ありがとうございます)、自治会の皆さん、よく日焼けした男の子たちが続々と集まってきました。
それぞれの姿を確認するたびに、「お~!」と嬉しくて声を出してしまいました。
朝とはいえ気温は高く、セミの声が一層暑さを演出していました💦。
地域の活動ですが、子どもたちを真ん中にすることで学校側もサポートしてくれています。
また、2学期はこの活動を授業でも活かしていきます。初島小学校は防災学習を軸に多様な立場について考えていきます。学校と地域、それぞれの活動がリンクして豊かな学びと人づくり、地域づくりにつながるのだと感じる初小校区です。
(投稿者:M.T)







