6月5日、箕島小学校5年生の3,4限に、箕島・新堂・古江見老人クラブより6名、箕島地区・小豆島地区民生児童委員2名、箕島小学校学校運営協議会委員2名の方々を体育館へお招きし、「ペタンク交流会」を開催しました。
去年、車いす体験授業を受けていただいた5年生に、町で車いす利用者が困っていたらどのように声をかけますか覚えていますかの設問に、しっかりと覚えてくれていました。
6月1日に、自分たちが描く高齢者イメージ(良いところ、困っているところ)を各班でまとめ、まとめた高齢者イメージを、11日に高齢者の方々にクラスに来ていただき、直接インタビューをすることで、各班で出し合ったイメージがあっているかを確認します。
その後、地域の今と昔のデータをもとに、その暮らしぶりなどを聞き取ります。
班ごとに、インタビューをした高齢者がどんな方なのかを、まとめて発表します。
このプログラムは、昨年から始まったプログラムで、箕島小学校では5年生を対象に授業を実施しております。
高齢者を知ることで、役割を持った元気な高齢者が地域に沢山おられる事を知ってもらい、子供たちに地域に目を向けてもらう目的があります。
昨年は、インタビューをしてから、ペタンク交流会を実施しましたが、担任の先生との打ち合わせ時に、インタビューをする前に、先にペタンク交流会でうちとけてからの方が、インタビューもやりやすくなるのではとの話になり、今年は、ペタンク交流会を実施してから、授業に来ていただく事になりました。
各班に1人高齢者の方に入っていただき、まずは、高齢者の方に向けて、子ども達が自己紹介を各自10個紹介し、その後、高齢者の方々にも地域の活動などを含めての自己紹介をしてもらいました。
子ども達から、嫌いな食べ物はありますかの質問に、「嫌いな食べ物はないよ。何でも食べる。」と答えていた高齢者。「昔は、嫌いな食べ物があったが、歳とったら何でも美味しくなってくるよ」とのお話があり、社協ワーカーも昔はなすびや納豆が嫌いでしたが、今では食べれるようになったなと。
初めは、緊張気味だった高齢者と子ども達。同じ地区に住んでいたり、子ども達の自己紹介を聞いて話をするに連れて、高齢者の方が笑顔に…
少しうちとけてきた所で、ペタンク開始。もちろん合言葉は「ナイスペタンク」
ペタンク効果を期待していた社協ワーカー。ナイスプレイ時には、ナイスペタンクの声が各コートから、ちらほらと。
ナイスプレイをした高齢者、子ども達から「ハイタッチ」 出ましたペタンク効果!!
学校運営協議会の委員の方も、今回より初参加。真剣です!!
子ども達も高齢者も、視線はボールの行方。
児童挨拶の中で、自分たちが描いていた高齢者イメージよりも、みなさんすごく元気で、今日はとても楽しかったと。
11日には、高齢者の方々にクラスへ来ていただき、子ども達が描く高齢者イメージの検証、地域での活動のお話などを聞かせていただきます。
その後、子ども達自身が、高齢者とふれ合えるプログラムを考え、交流会を29日に開催を予定しております。