火曜の午後からは、箕島高校の課題研究授業時間です。
今日は、有田市社協まで来てくれ、一緒に地域福祉についての考え方を学びました。
まずは、他者紹介リレー♪
これから一緒に勉強していくチームメイトをお互いに紹介していきます。
生徒たちは高校3年生なので、もう3年目のお付き合いになるのですが、いざ紹介しようとすると言葉が続かない・・・(一一”)。
分かっているようで分かっていなかったり、意外とそんな風に自分を見てくれていたのだと発見したり。
これも、地域で出会う人と接するときのヒントになるように行いました。
聞かなきゃ分からないことがたくさんあります。
そして、有田市今昔では、人口推移と小中学生の在籍者数の変遷を学びました。
表はワーカーが保育所時代の数値、高校生が生まれた年の数値、そして今年度という小中学生数の移り変わりです。
一目瞭然とはこのことですね。
高校生からも「もう!あかんやん」と思わず言葉がもれました。
最新のデータを同席していた保健師さんに聞くと、有田市内で1年間に生まれる赤ちゃんは150人ほどまで減っているそうです。
もちろん総人口自体も減っています。高校生が生まれた2000年からでも5,077人も総人口が減っています。
高齢化率も21%から32%に上がりました。
ここまで聞いた高校生たち、残念ながら「有田市出ます」という意見が!( ;∀;)
これから、このまちをもっと知り、どんな風に気持ちが変わっていくのか、変えていけるのか・・・頑張ります。
その後は、照夫さん(仮称)という83歳のひとり暮らし高齢者が、骨折入院後退院するにあたってということで、生徒たちにワークショップをしてもらいました。
予想以上に、福祉的な視点を持っていて、正直びっくりしました。
照夫さんについて何を知る?
照夫さんが困ることって何?
照夫さんの困りごとを解決するために何がある?
というような内容で進めました。
同席した「生活支援コーディネーター」の動きを疑似体験してもらったのです。
5月からは、今後行う懇談会や高齢者訪問に向けてのテーマ設定や、実際に行うことを考えていきます。
最終的には「政策提言」を目指しますよ!