おはようございます!
今朝から大きな地震が起きましたね。津波の確認と聞くと、遠くの私まであの映像が蘇ります。
経験された方たちの気持ちを思うと大変辛くなりますね。
どうぞ、大きな惨事にならないように、経験が生かされますように・・・。

気持ちを入れ替えて、本日のお題は
『福祉教育今後の展開』

今月は、「社協だより新年号」の締切なんです、早いですよね。
やっと冬らしくなってきたかと思う日々に、新年を想定した記事です

その中で、担当している「福祉の種まきプロジェクト」を振り返りました。
2013年(平成25年度)からスタートしたこのプロジェクト。
「0回」だった出前授業は年間30回を超えてきました。ありがたいことです。

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奥で見守るのは、今回のプロボノ。サザンクロスさんです。ありがとうございましたm(__)m

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今年度唯一の中学校実施校、初島中学校での高齢者疑似体験の様子です。
体育館では、同時間に車いす体験を行ったため、家庭科室や図書室をお借りしました。
でも、この方がリアル感があっていいなと新たな発見となりました

今年度私は、ご縁あって和歌山県市町村社協連協主催の業務課題検討会―社協における福祉教育―部門の座長を務めています。
何度も何度も県内の仲間と福祉教育について議論し、思いを巡らせてきました。
その道では著名な日本福祉大学の原田先生や、元岬町社協の立花さんらからも熱い刺激をいただき、たくさん考えてきました。

4年前、「0」からのスタートだった有田市社協は、王道の疑似体験から始めました。
でも、やっぱりそれだけでは足りないのです。
学校のご理解を得て、その後高齢者との交流や、訪問インタビューなど各学校での取り組みもされています。
当事者との関わりがあってこそ、疑似体験は生かされます。
地域の一員であるということを子どもも大人も感じるプログラムが必要だなと思います。
ちょうど、第2次地域福祉活動計画がスタートする来年度、福祉教育についても新たな展開を考えたいと思います。

決して、この4年間の出前授業が悪かったということではありませんので、ご安心ください。
同じことを繰り返さず、もっと高いところを目指そうと思うのです。
それは子どもたちのためだけではなく、当事者や地域の方々を含んだ地域づくりの一端を担えると考えています。

種まきプロジェクトを思い立った原点に戻ります。
子どもたちにまいた福祉の種が、家庭へ、地域へ、次世代へ、大きな樹木となりますように。

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