最近ずっといい天気ですよね。9月の雨ばかりの日が嘘みたいですね。
本日のお題は
『地域とつながる避難所体験学習』
宮原小学校6年生の実施するこの授業に呼んでいただきました。
今年度宮小6年生の総合の学習計画は、福祉学習と防災学習の2本立てです。
今回のこの授業はそれがコラボした形になっています。
2学期初めから防災学習として、6年生は防災かまどベンチを制作しました。
それと平行して、子どもボランティアグループ「歌☆キッズ」が福祉教育へのボランティア活動への助成を受け、校庭に設置するテーブルセットづくりも授業として6年生全体で取り組みました。
小学校は災害時には避難所として開放することになっており、段ボールのパーテーションなども常備されています。
自分たちが制作したものを活用する意味でも、今回の避難所体験学習へとつながったそうです。
で、「地域とつながる」とついているところがミソです。
1学期に高齢者宅訪問でお世話になった民生児童委員さんや訪問先の方、社協もご招待を受けました。
途切れることのない関係づくりは、普段の生活の中でも継続してほしいものです。
来月開催の子どもカフェにももちろんご招待しています。
では、今日の楽しい様子を写真でご紹介しましょう
。
自分たちが作った防災かまどでカレーの炊き出し
。なかなかの火力です。
もう、熱くて暑くて…
。
炭を使うと、こんなことになりますよね。
さぁ、飯盒で炊いたご飯はどんな感じかな?
わーいっ
成功
うわ~、焦げ焦げ~
。
お手伝いしようと万全の恰好で来てくださっていた児童委員さんと訪問先の方。
1回切ではなく、こんな風につなげていってくれると本当にうれしいと喜んでくださっていました。
ちなみに、今腰かけておられるのが、県ボランティアセンターが助成してくださったテーブルセットです。
歌☆キッズメンバーの保護者がデザインし、祖父が木材を加工し、キットとして用意してくれました。
民生委員さんや訪問先の方も、おしゃべりしながら、子どもたちにナイス突っ込みを入れながら過ごされていました。
手前のブルーブルゾンは、社協のスタッフジャンパー。そうです、会長さんです
。
校庭での作業に平行して、体育館では避難所づくり。
小学生でも十分組み立てができます。
私も中で寝てみましたが、人が歩く振動が大きく、ゆっくり眠れないだろうなぁと感じました。
彼女、トイレットペーパーを切りやすいようにと、自分で考えてこれを作ったそうです
。
私を見るなり、見てみて~と呼びに来てくれました。グッジョブですよね。
いくつもの鍋で炊いたカレー、大量に出来上がりました。
カレーを待っている間に、訪問先の方と楽しいおしゃべり
。
会長さんも女子たちと楽しそうに召し上がっていました
。
私が一緒に食べた子どもたち。ちゃんと座席表も用意してくれていました
。
大量にあったカレーも、すごい勢いで平らげてしまいました。
午後からは、またこれを撤去する授業を行うそうです。
他の業務の都合で、一番いいとこだけ参加させてもらいました。
開催にあたっては、民生委員さんや訪問先からも食材を提供してもらったそうです。
子どもたちの勉強のためにと、地域のみなさんが考えてくださっているのがうれしいですよね。