本日は、「ノロウイルスの予防対策について」お話をしています。ノロウイルスによる食中毒は11月~3月の寒い時期(冬場)に多く、ノロウイルスに汚染された二枚貝(牡蠣その他)等の食品を食べることによるものです。そしてノロウイルス感染者のふん便や吐しゃ物から手や食器等を介して汚染されます。人を介し広がる為二次感染に注意が必要です。予防の基本は手洗いです。ノロウイルスの場合はアルコール消毒は効果がありません。しかし新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスには効果がありますので続けてください。二枚貝などの調理時は85~90℃で90秒以上の加熱が有効なので参考にしてください。ノロウイルスを消毒できるのは次亜塩素酸ナトリウム(ハイターやブリーチ等)だけのようです。その他注意しなければならない事などについて説明をしています。
◎予防対策の説明後、ノロウイルスについて注意して頂き事等をクイズにして正しいか正しくないか手を挙げて答えて頂いています。最後に正しい手洗い方法について資料も参考にしながら看護師が見本となり行っています。利用者様の中には初めてノロウイルスって聞いたよという方もいましたが「気をつけやなあかんな」、「手洗いって大事なんやな」「寒いけど換気もせなあかんのやな」等の感想がありました。皆さんも新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスだけでなくノロウイルスにも注意してください。嘔吐や激しい下痢、腹痛などの症状があるときはすぐに受診してください。脱水予防に水分補給も忘れないでくださいね。