本日お邪魔したのは、保田中学校です。
実は、初めてつながりをいただきました!(嬉しいです)
中学2年生は、本来職場体験を行う学年ですが、今年はコロナ禍もあり受入調整が難航したものの、地域に目を向けて勉強することにしたそうです。
そんなお話を校長先生からお聞きしながら、いいですね!と鼻息が荒くなったワーカーです。
私が質問をお受けしたのは、「介護・福祉・保育」というテーマの4人。
自分から選んだと聞いてまた嬉しくなりました。
事前にいただいていた質問を予定通り伝えてもらったのに、ちょっとだけ意地悪なワーカーは質問の中にあった「自助」って何やろ?と質問返ししてしまいました。生徒さんたちはう~んとうなりながら考えていました。
そういえば、新しい首相も「自助」という言葉を使っていますね。
高齢化や年少人口減少の中で自助が難しくなっている中での、地域の取組について質問を受け、実際に有田市で行っている買い物サポートのご紹介や、他地域での住民同士で家事の手伝いをする仕組みなどもお話しました。
また、溝掃除に中学生が参加する話などもしてみました。中学生の地域貢献も大いに期待したいものです。
いくつか質問を受けている中で、私自身がもうひとつ疑問に思っていたことを聞いてみました。
「福祉って何やろ?」
また生徒さんたちはうなってしまいました(難しいことを聞いてごめんね)。
「福祉と聞いて誰を思い浮かべる?」
生徒さんたちは、「高齢者」「体の不自由な人」と答えてくれました。
確かにそれも間違いではありませんね。
ここで、小学校6年生の時のお話をしました。
「学校の授業で高齢者のことを学んだ時に、文字を書いた紙を並び替えるゲームをしたの覚えてる?」
「あーっ!覚えてる!」恐らく、本日一番大きい声でした(笑)。
その反応に、私もすごく嬉しかったです。なぜなら、社協の出前授業での一コマだからです。
「ふ」だんの 「く」らしの 「し」あわせ
並び替えた紙はそうなっていたはずです。
残念ながらその言葉までは覚えていませんでしたが、特別なだれかのためにあるのが福祉ではなくて、みんなの毎日の暮らしの中にあるのが「福祉」。そうでないと、福祉は高齢者の事だからってみんなから遠い存在になっちゃうよねと話しました。
いくつかの質問を終えると、技術科からの質問も飛び出しました!
そして、これがまた次なる授業へとつながるのです。
それはまた別の機会にご報告します。
授業の後、いくつか外回りをして戻ると、既に保田中学校のブログにアップされていました!
早いっ!!↓↓↓
保中ブログ