箕島高校は8月17日から2学期がスタートしました。
夏休みはわずか9日間…。さすがに物足りなかったでしょうね。

気もちを新たに、2学期もコロナ禍に生きるあらゆる立場の方にインタビューをしていきます。
今回は、私たちの仲間、全国社会福祉協議会の職員さんです!!
実は、つないだ私も直接会ったことがありません、いえ、お顔を見たことすらありませんでした(笑)。
こんな形で初対面のチャンスを得られるとは、社協ワーカー冥利につきます。

本日も会場はAGALAです。

そういえば、こういう角度から高校生に社協の説明をしたことがなかったなとお聞きしながら反省しました。
お相手してくださったのは、
社会福祉法人 全国社会福祉協議会 全国ボランティア・市民活動振興センター に所属の職員さんです。
全国には15万人もの社協職員がいることをお聞きしました。しかもそれは上下関係ではなく、ひとつの会社でもなく、ネットワークとしてつながっているということが特徴であり、最大の強みでもあるとの説明に心強くなりました。

実は、今回全社協にインタビューを依頼した経緯に、「リモートワーク」というキーワードがあります。
コロナ禍では、リモートワークが推奨されました。どんな風なのか聞きたい!という声が上がったものの、有田市内には思い浮かぶ企業がありませんでした(汗)。
たまたま別の仕事で緊急事態宣言中に全社協に連絡を取っていたところ、現在は週に1回しか出勤しないとお聞きしたのです!
ということで、厚かましい社協ワーカーはすぐにお願いした次第です。
リモートワークでは電話応対が減るので、原稿執筆などがすごくはかどるという利点もあったそうですが、やはり「孤独」を感じることが多かったようです。

ご自宅から電車で1時間半かけての満員電車…。すごく緊張感があると思います。

これはスライドの一枚です。電車の混雑のピークに、一発屋芸人がかけられているというなかなかシュールな広告です。こうしてピークを避けて通勤するよう促されているんですね。
ただし、もちろん現役高校生はこの芸人さんたちに、ぽか~んとしていました(笑)。

コロナ禍での災害支援についてもお聞きしました。
事前に生徒から「義援金」と「支援金」の違いについて質問が出ていたので、ご説明いただいた資料です。
他府県、他市町からの災害ボランティアの受け入れをしていないことで、現地ではこれまでよりはるかに少ない活動者数であること、それでも県内等で繰り返しボランティア活動をして支えてくださっている方々の存在をお聞きしました。

全社協では、コロナ禍においてもつながりや絆を絶やさないためのアクションを紹介してくれています。
全国各地でいろんな方がいろんな工夫をしてつながり続けています。
ご紹介いただいた事例の中には、高校生の活動もありました。
ぜひ、次のリンクをクリックしてご覧ください。
未来の豊かなつながりアクション

また、全社協はネットワークの中から困難な情報を共有して、国に提言や要望を行っています。
それは、もちろん社協の使命でもありますが、こうして学んでいる高校生にもできることだと思っています。
ひとり一人が社会を創る一員の自覚をもって、この授業での学びをまとめたり、新しい提案を出してほしいと思います。

大変お忙しい中ご協力いただき、本当にありがとうございました。
大都会の社協ワーカーに、田舎の社協ワーカーからエールを送ります。