有田市内の3中学校が統合を見据えて合同で進める総合的な学習をはじめとした取組ゆうわプロジェクト。9月1日、2年生の2学期活動が本格的に動き出しました。
1学期にこれからどんなことをするのかを聞き、夏休み中にも動きがあったセカンド(2年生)。登校日はなかったのですが、決められた日に学校貸与の一人一台パソコンを開いてみると、課題を出されているというイマドキのやり方です(笑)。
チームになるドキドキとワクワク
2学期からは3校の中学2年生が、12のテーマ、36のグループに分かれて進めていきます。夏休み中に、自分が担当するテーマがパソコン内で発表されました。テーマごとにタッグを組む企業や団体等があり、生徒の皆さんは、夏休み中盤に「その担当企業等について調べる」「出されたミッションの案を考える」という宿題が出されたのです(気の毒な気も・・・笑)。
体育館でお話を聞いている時の皆さん、とっても静かに態度よく、落ち着いていました。体育館でオリエンテーションを聞いた後、2年生の使う教室棟3階の6クラスに分散して話し合いをします。
3校ごちゃまぜ班、初回の緊張感や、どうしたらいいのか分からないなんとも言えない空気が漂っていました(笑)。思わず一緒に座って話をしてしまった班もあったほどこちらまで伝わってきました。突然「チームやで」と言われても大人でも困りますから、先生方もアイスブレイクのゲームを用意していました。まずはそれに挑戦し、話し合うことの大切さを伝えてくれました。
3校離れているから乗り越えたい壁
来年統合されるまでは、物理的に違う場所で取り組むことも多くなります。次回15日は、パソコン内のデータ共有ツール・グーグルクラスルーム等を活用して考えていくようです。
しかし、これができるのは、有田市の教育環境の賜物ですね。
今日の授業でも、全員が自分のパソコンを持参し、箕島中学校でWIFIを使えるように設定してくれたそうです。夏休み中の課題はグーグルスライドに打ち込んでおり、それをみんなに発表していました。
今日のように3校一緒に顔を合わせての話合いには、バスという手段も必要になります。毎度毎度バスを出すわけにもいきません。
今年限りの特殊な状況ですが、ワーカーが入ったチームの子どもたちには、会って話ができる時間を大事にしようと伝えました。
10月からは9つの事業者等と一緒にアクションプランをつくっていきます。社協も3チーム入らせていただきます。
余談です
(投稿者:M.T)