「みんなの居場所@有田市」の活動をご報告します。学校にいけない・いかない子どもたちの居場所づくりとして大学生が主体になって活動をしています。今回は、毎月第二土曜日のお昼ごはんの会を開催しました。
今月は初島公民館をお借りしました。これまで知らなかったのですが、有田市には公民館が8つもあるそうです。この公民館という拠点を活用させていただいて、今年度は公民館を巡ってお昼ごはんの会を開催していく予定にしています!

さっそく調理開始!

少し前に流行ったおにぎらず!野菜やお肉などさまざまな具材を海苔と白ごはんで挟むものです。そして、さらにお味噌汁も作ります!今回はザ・日本食!さっそく具材作りチームとお米炊きチームに分かれて分担作業です。順調…と思いきや、公民館の調理室は広く、なかなか必要な調理器具が見つからず・・・みんなで「さいばし探して~!」「ボールどこ?!」と叫んでいました(笑)

あまり料理しない大学生、苦戦しております…
子どもたちがリード!
たまにこうゆうこともあります(笑)
子どもたちも大学生もカメラを向けて大注目
いい匂いがしてきました!!
「つまみ食いしたい…」と食欲と葛藤中

「これでいいかな?」「もうちょっと焼いた方がいいかな?」など不安なことはみんなに共有し、「いける!」「いや、もうちょっと!」と、みんなで考えていました。

たっぷり具材の完成!いただきます^^

いろんな組み合わせのおにぎらずが作れそうです

これだけのネタを作り終えた達成感!みんな笑顔に^^

美味しい~~!心まで染みます
そしてお味噌汁と合います…

ごちそうさまでした!

食後、子どもたちは片付けにとりかかります。初めの頃、大学生スタッフが「〇〇しよう!」と声をかけていましたが、最近は参加者のみなさんが能動的に過ごしている姿が見られます。そのような姿を見ると、この居場所で過ごす大学生スタッフ・先生・ワーカーと子どもたちの間の関わりがだんだんと深くなってきている気がしました。

空き家リノベーション現場へ!
梅本さん、よろしくお願いします!

協力して片付けが進んだおかげで、予定時間より少し早かったですが、初島地区にある空き家のリノベーションをされている梅本さんのもとへ。梅本さんは有田市の消防署でお仕事されていて、お休みの日に空き家のリノベーションを進められています。

引き出しを閉める時になんと、ハーモニカの音が聞こえました
昔の職人さんの遊び心って面白い!

なんと100年以上前に建てられたお家だそうで、今の家との違いに驚きです。子どもたちも大学生スタッフも興味津々で見ていました。

しっかりと梅本さんから指導を受け、安全に屋根の上へ!

見学後は質問タイムをつくっていただきました。お話の中で梅本さんの「有田市を盛り上げたい」「居場所を作りたい」という熱い思いが伝わってきました。また、これから空き家のお手伝いにもぜひ来てほしいと言っていただき、「行きたい!」と目を輝かせている子どもたちもいました。

梅本さんとの出会いが、さらに出会いが広がる、挑戦に繋がる予感がしました。

まさかのお誘い!ご近所さん家へ

空き家の見学後、なんと近所のご夫婦がお家へ招いてくださいました。もうみんな大興奮でした(笑) 「いつでも来てね」と、とっても温かいお言葉をいただきました。

なんと終了予定時刻を過ぎ、気づけば16時半に。本当に濃い、濃すぎる1日でした。子どもが地域に出ることは出会いをつくる、出会いは子どもを変える、そう気づいた1日でした。そして子どもたちだけでなく、大人たちもそうだということにも気づきました。これからの「みんなの居場所@有田市」の可能性がどんどん広がっていったらいいなと思います。

いつも温かいご支援ありがとうございます。

お昼ごはんの会を開催するにあたり、たくさんの方から、いろいろな食材の提供をしていただいております。いつも温かいご支援、本当にありがたく感謝いたします。
次回10月14日(土)のお昼ごはんの会では、海鮮や野菜、お肉を使ったパエリアを作ります。余っている食材をお持ちの方やフードロスに取り組まれている企業様など、食材をご提供いただける方がいらっしゃいましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
【連絡先】 社会福祉法人 有田市社会福祉協議会(担当:宮本・嶋田)
0737-88-2750
aridashi.shakyo@gmail.com

(投稿者:S.A.)