「みんなの居場所@有田市」の活動のご報告をします。
学校にいけない・いかない子どもたちの居場所づくりとして、摂南大学や有田市出身の大学生が主体になって活動しています。
今月は初島町のリノベーション中のお宅にて、お昼ごはんの会を開催しました。
おもちを食べさせてあげたいけど・・・
以前から、新しい年になって初のお昼ごはんの会は、「おもち」とかいいよねと大学生たちとイメージしていました。そんなふわんとした希望は、おもちをつける環境がなければ実現できません。しかし、この「みんなの居場所」はほんとに応援者が現れるんです!
さかのぼること9月のお昼ごはんの会・・・。
(そんな前のこと知らないわという方はコチラをご覧ください)
9月のお昼ごはんの会で、偶然見学させていただいたお隣さん。実は、「なんでもあるで、やりたいことあったら一緒にしようよ!」とおっしゃってくださっていました。もちろん、空き家リノベーション中の梅本さんもそんなんいいねとみんなでノリノリに(笑)。
有田市社協のワーカーたちはそんなお言葉を素直にとらえ、厚かましく、では・・・と話を切り出すのです!!
そして、参加している子どもたちもいろんなことに興味津々。9月の後、梅本さん宅のリノベーション作業も子どもたちだけでお手伝いに行っています。こんな力があるんですよ。頼もしいですね。
すっかりきれいになっている!
たった数か月ですが、梅本さんが仲間のみなさんとこつこつリノベーションを続けられ、雑然としていた空き家がほっこりする場に生まれ変わっていました。参加した子からも「めっちゃきれいになりましたね」という言葉が出ていました。うん、ほんとにすごい!
こちらのお宅にピッタリなこのストーブ、梅本さんのお知り合いつながりでやってきた代物だとか。電気がいらないという利点があります。
古い家なのであまり電力を使えません。ドキドキしながらおもちを準備しました。
動画でお見せできないのが残念でなりません。くるくる回っておもちになっていく時間は、ただただワクワクしながら見入ってしまいました(ワーカーが笑)。
だいたいどんな集まりでも”あるある”の話ですが、作る人・食べる人に分かれるものですよね。というわけで、子どもたちも食べる専門の人が!(笑)
餡をつつんだり、きな粉をまぶしたり、海苔をまいたりといろんなバージョンを楽しみました。そして、お隣さんのお父さんは、お湯を沸かして安倍川もちまで作ってくださいました!感謝です(涙)
このブログをまとめているのは、種々の理由から1月26日のヒミツキチを開催した後なんです。その26日に参加した子がこんなことを言ってました。
「あの豚汁、めちゃくちゃ美味しかった!もう1回食べたい!豚汁だけでも~」と(笑)。具沢山で、丁寧に同じ大きさに切られた具が口の中でいろんな味を出してくれていました。豚汁はサプライズで、おもちだけだと物足りないかもとお隣さんのお母さんが準備してくれていたのです。お借りした用具の片付けなども一手に引き受けてくれました。ほんとにお隣さんご夫婦と梅本さんにはお世話になりました。
みんなの得意をもちよる場
参加している子どもたちにはそれぞれ得意があります。今回はギターの弾き語りを聴かせてもらいました。古民家に響くギターの音色と、優しく力強い歌声。みんなでしばしその空間に身を任せました。
大学生たちもおじいちゃん家みたいだったと喜んでいました。お餅が美味しかったと後から何度も言ってくれる大学生もいました。
いつものヒミツキチもそうですが、こうして地域の皆さんのご理解により、子どもたちを受け入れてくださる場が増えていくことは本当に嬉しい限りです。今回の梅本さん・お隣さんご夫婦、本当にありがとうございました。
いつも温かいご支援ありがとうございます。
お昼ごはんの会を開催するにあたり、たくさんの方から、いろいろな食材を提供していただいています。いつも温かいご支援、本当にありがとうございます。
次回2月10日(土)のお昼ごはんの会では、巻きずしを作ります。余っている食材をお持ちの方やフードロスに取り組まれている企業様など、食材をご提供いただける方がいらっしゃいましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
【連絡先】 社会福祉法人 有田市社会福祉協議会(担当:宮本・嶋田)
📞0737-88-2750 ✉aridashi.shakyo@gmail.com
支援したいと思ってくださった方が「Amazonのほしいものリスト」から購入し、提供していただけるプログラムにも参加しています。こちらもご協力をお願いします。
みんなの居場所@有田市『Amazonみんなで「応援」プログラム』
(投稿者:M.T)