遡ること今年2月の異世代活動報告会。そこでは、有田市内3中学校1年生を代表して、箕島中学校1年4組5班が発表する姿(正しくは動画)がありました。
昨年度の1年生は、共同募金を原資に地域課題の解決に取り組むというテーマで総合的な学習に取り組んできました。その代表班が先にあげた箕島中学校の生徒たちです。彼らは地域の防災意識が低いことを課題として捉え、意識向上のための取組を提案してくれました。
考えるだけで終わらせない
自分たちが考えたことを実践してこそ、真の学びになると思っている有田市社協では、中学生の発表を実現する方向で予算を組んでいました。
結果的に、防災というテーマに落ち着き、防災を重点事業に掲げている有田市社協としては願ったりかなったりの結果になりました(笑)。
ということで、そんな提案をしてくれた現2年生たちに、活動への参加を呼びかけました。但し、学校の授業ではありません。ボランティア活動として放課後や休日を利用して行うことになります。
そして、これは有和中学校のご協力なくしてできません。放課後の教室提供や、先生方のサポート、連絡ツール作成など、非常に有難いバックアップ体制です。この場をお借りして感謝申し上げます。
その名も「防災アンバサダー」
ボランティアにもかかわらず、防災アンバサダーとして10人の仲間たちが名乗りを上げてくれました。企画者も二人入っていて、その内一人が自らリーダーをします!と言ってくれました。
具体的には、自分たちが伝えたい防災知識を楽しく学べる講座を考え、地域の中で防災講座を開催していきます。そこには市内の小学生も対象にし、体験から学ぶ機会をつくっていこうと思います。
企画立案・予算管理・物品調達・広報・講座実施と役割はたくさんあります。この経験はきっと社会に出て大いに役立つと思います。
残念ながら6/17の初回ミーティング後、テスト発表期間に入るので各自考えておくこととなりました。
次回からは毎週ミーティングを計画してくれています。
これは、社協ワーカーも共に走り切らなければなりません。
また、続報をお届けします。こちらもお楽しみに!
(投稿者:M.T)