あらゆる立場の方に、コロナ禍での生活についてお聞きしているシリーズです。
社協がご紹介する最後のインタビュー地は初島公民館。10月20日に伺いました。
前半は、体操教室へ来られている方々に、後半は公民館長と主事のお二人にお話を伺いました。
初めてお会いする生徒たちからの質問は答えにくいかなと心配していましたが、全くそんな必要なく、一問目で「はい!」とすぐに手を挙げてくれました(笑)。
初島公民館でのこの体操教室は月に2回の開催割合ですが、参加者の中には、地区内で行っている他の体操教室と掛け持ちで週5で体操していると話される方もいて、みんなでビックリしました。
また、コロナ禍での病院受診での対応について、リアルなお話も聞くことができました。生徒たちは以前に有田市立病院でもお話をお聴きしたので、受診者の立場のお話はこれまでの学びを裏付ける学びとなりました。
参加者の皆さんは、何よりみんなと会えること、お喋りできることが楽しみだと話してくださいました。
こういった場は女性が多くなるため、今日も男性が一人だとおっしゃり、思わずこちら(箕島高校)もです!と意気投合していました。
後半の館長のお話では、有田市内には8カ所の公民館があることが大きな特徴だと教えてくれました。これだけの設置数は珍しいことで、歩いて通える場にあることで、健康増進にもつながっているし、回りまわって医療費抑制・介護予防にもつながっていると思うと話されていました。
残念ながら高校生にはあまり馴染みのない公民館のようですが、この世代が使えるようなプログラムの提案をくれると嬉しいと館長からのリクエストもありました。
緊急事態宣言中などは休館という判断もされたようですが、現在は、入館者の履歴や換気等に配慮しながら、地域の皆さんにとって地域密着型公民館としての役割を果たしていきたいと考えておられます。
生徒たちのためにお時間をいただき、皆さんに感謝します。
ありがとうございました。
この後、高校生は保育所へのインタビューでフィールドワークを終え、まとめと考察の作業に入っていきます。