こんにちは!学生スタッフです☺
有田市の子どもたちを守るために防災教育活動をしているボランティアグループ「マモッチャクラブ」に、和歌山大学箕島LPPの学生たちがコラボし、『防災まちたんけん』のイベントを開催しました!
打ち合わせでは
「子どもたちにゲーム感覚で楽しく防災について考えてほしいな」
「家族で情報を共有できるように親子で学べたらいいね」
「実際になにか体験できることがあれば」
そんな思いを軸に進め、水害が起こったとき子どもたちが自分で考えて動くことができるように内容を固めていきました。
今回は箕島地区のまちたんけんということで、箕島小学校に通う子どもたちを対象に募集し、小学2年生3名と、小学6年生3名、保護者1名の計7名が参加されました。
はじめは自己紹介!in AGALA
子どもたちは「どんな感じなんだろう?」と気になっているのか、少しドキドキしている様子でした^^
まちたんけんスタート‼
まちを歩きながら防災に関するクイズに答えます。歩きながらヒントを見つけるようです!
↓こちらがまちたんけんのマップです↓
学生スタッフは6年生チームに同行しました^^
「こんな道通ったことない~」と、箕島小学校の近くであっても意外と知らない道もあるようです。
常楽寺さんの中にある井戸を使用させていただきました。「井戸水は飲んだらダメなんやけど、生活用水に活用できる。もし災害が起こった時、みんな水取りにこれそう?」というマモッチャさんの言葉に「う~ん」とちょっと不安そうな子どもたち。きっと大丈夫!井戸水の出し方、コツを掴んでいましたよ☺
土のうステーションの前も通りました。
土のうを積み上げることで、住居への浸水を軽減できます。
「これって何に使うん?」「こんなん一人じゃ運べやんくない?」
子どもたちのその場で出た素直な疑問や興味を拾い、深く掘り下げていきます。知識豊富な防災士のマモッチャさん、子どもたちと年が近い大学生がサポート。素晴らしいチームプレーでした!
大学生の萩野さんに2年生チームの様子をお伺いしました☺
土のうを持とうとしますが、「重すぎて持てやんー!」と3人の力を合わせても持てなかったようです。20kg~25kgの土のう、自分たちの体重とほとんど変わらないことに驚きだったそう。
また、井戸にもびっくりだったそうです。初めて触る井戸の水の出し方に戸惑っていた子どもたちの姿が印象的でした、とお聞きしました^^
AGALAへ戻ってきました
だんだんと距離が縮まってくると、子どもたちの疑問や考えがたくさん聞こえるようになってきました。
「なんでこれ入れてるん?」「書く紙もいるんじゃない?」
鋭いツッコミもあり、子どもたちならではの視点は大切だと感じました。こういった異世代で集い、話し合うからこそ見えてくるものがあると思います。
防災バッグ紹介!
イベント終了後でバタバタでしたが、ある小学6年生が持参していた防災バッグを撮影。ランドセルはポケットがたくさんあるし、大きいので結構な量が入るね~!とお話しました。
まちたんけんの中で地域の人とお会いすることがあり、声をかけてくださる方がいました。子どもたちと地域のみなさんが交流をして関係を築く、という段階までいけなくても、今回のようなまちあるきで顔を合わせることで、「あっこの人どこかで会ったことある!」に繋がり、非常時に助け合えるきっかけを作れたらいいなと思いました。
【災害時協力井戸、土のうステーション、津波避難ビルなどの位置情報】
有田市災害情報システム
【津波ハザードマップ、洪水ハザードマップ、避難所】
ありだデジタルマップ
みなさんも一度確認してみませんか?
また、マモッチャクラブでは同じように活動されるメンバーを募集しています。興味のある方はご連絡ください。
【連絡先】 社会福祉法人 有田市社会福祉協議会
📞0737-88-2750
(投稿者:S.A.)