宮原町新町に本社のある「早和果樹園」さんが地域貢献活動として開始した「みんなのなでしこ食堂」は、4月から地元宮原小学校へのチラシ配付をはじめ、本格始動しています。
5月開催となった16日に、ワーカーもお手伝いに行ってきました!

参加者の意見を取り入れたメニュー

プレオープンから毎回アンケートをとり、参加者の満足度を分析されています。さすが株式会社👏。その中で、食べたいものも聞いていて、子どもたちに人気があるのは・・・(何でしょう?)

そう!「から揚げ!」
これ、子どもたちに人気と同時に、きっとママたちも作ってくれると嬉しい一品ではないでしょうか?揚げ物をしている間は子どもの相手ができないし、後処理が面倒だし…。

から揚げに刺さっているフラッグピックは、スタッフの皆さんの手づくり。一つひとつ表情が違って、ずら~っと並んでいるのを見比べて選んでいるお子ちゃまもいました!ちょっとした手間が子どもたちのワクワクにつながりますね。

「みんなのなでしこ食堂」は、早和果樹園の従業員のみなさんがボランティアで運営されています。なでしこ食堂は社食の食堂名で、それを地域に開くという意味もあって「みんなのなでしこ食堂」略して「みんなで食堂」です(笑)。
毎月第3金曜日を目安に開催されるので、従業員の皆さんは、直前までお仕事をされています。5時半のオープンまでお料理をしてくれるのは主になでしこ食堂の運営をされている職員のみなさん。業務時間外をうまく使って買い出しやチラシ作成など他のみなさんも分担して準備されています。
余談ですが、なでしこ食堂のから揚げは「3つ」、みんなで食堂のから揚げは「4つ」ということで、グラム数が違うはずと言いながら、ちょっと羨ましそうなスタッフさんもおられました(笑)

選果場でみかんのコンテナがテーブルセット。みかんの会社ならではです。

参加されているご家族は、小学校のお兄ちゃんお姉ちゃんと共に、弟妹さんや赤ちゃんもおられることが多く、こんなに子どもたちがいるんだ!という別の喜びも感じます。

宮原町の多世代が「食」でつながる場に

4月には新卒の社員さんたちが入社したそうですが、さっそくその面々も「みんなで食堂」に参加していました。会長さんから、ベテラン勢、新人職員と、この運営チーム自体が家族のような年齢構成になっています。
こども食堂という枠組みですが、みんなで食堂は地域の幅広い世代の方に来ていただきたいと考えておられます。今後は高齢者層にも来てもらえるような工夫もいるねと、食堂終了後のミーティングで話されていました。

若いスタッフが多い早和果樹園。
左の写真は後片付け時、なんと!コンテナ12個同時運び。おばちゃんワーカー出番なしです(笑)。
右の写真は、早和果樹園にちなんだクイズタイム。新人さんがとっても上手に場を盛り上げていました。

地元を大切にということで、宮原小学校でのチラシ配付を中心にお声掛けをされています。
有田市のいろんな地域で、企業によるこうした地域貢献が続くと嬉しいですね。

(投稿者:M.T)