高齢者を知り、地域に目を向けよう

11日、箕島小学校5年松組、竹組の各クラスへ、箕島・新堂・古江見老人クラブより6名、箕島・小豆島地区民生児童委員より2名、箕島小学校学校運営協議会委員2名の方をお招きし、子ども達が思う、高齢者イメージを実際の高齢者の方にインタビューをさせていただきました。
松組、竹組をそれぞれ5班づつに分け、各班に高齢者の方々にお一人づつ入っていただきました。

6月5日に、ペタンク交流会で交流を深めた高齢者の方ばかりなので和やかな雰囲気で授業はスタートしました。

各班でまとめた高齢者イメージ、地域での活動などについて、高齢者の方々にインタビューがはじまりました。

高齢者の中には、箕島小学校出身者もおられ、昔は、松・竹・梅・桜・菊・桐・桃まであり、1学年300人以上、全児童1000人以上で、木造の小学校であったとの話を聞き、子ども達は驚いていました。

高齢者の方が小学校時代には、今のように靴ではなく、ぞうりを履いて登校し、教室では裸足で授業を受けていたお話や

趣味の話で、娘のピアノが家に置いてあり、定年退職してからピアノを習い、今では発表会にも出演し、生きがいとなっているお話や

民生児童委員の活動として、地域の1人暮らし高齢者のお宅を訪問しておられるお話など、沢山のお話を聞かせていただきました。

休憩時間には、同じ地区の高齢者と子ども達がお話する場面も。

4時間目には、インタビューをした内容を付箋に書き各班でまとめました。

その後、各班に入っていただいた高齢者の方々について「〇〇さんはこんな人」と題して、発表いただきました。

5日のペタンク交流会、11日には各クラスへ来ていただき色々なお話を聞くことができ、子ども達の高齢者イメージも変わったようです。

授業の最後に、高齢者の方々からの挨拶の中で、自分も高齢者になる前は、高齢者って何の楽しみがあるんやろうと思っていたが、実際に高齢者になってみると、みなさんと同じように楽しみもいっぱいある事が分かった。高齢者になってみないと分からない事はあるが、今日はみなさんとお話できて非常に楽しく良かったとのお言葉をいただきました。

29日には、今日来ていただいた高齢者をお招きし、子ども達が考えたプログラムで、交流会を予定しています。
どんなプログラムになるのか、今から楽みです。