6月8日に、2回目の地域の高齢者宅を訪問させていただきました。
1回目の訪問で、各高齢者宅で次回訪問時に、何かお手伝いを出来る事はないかと聞いており、各班で、掃除のお手伝い、びわの剪定、みかんの摘果、高齢者宅でのレクリェーションなどをする事になり、子ども達は準備をしてきました。

前回のふり返り会で訪問時間が短かったとの意見があり、学校と相談し、5時間目がはじまると同時に、訪問先へ出発出来るよう体育館への集合時間を早めました。

今回も、宮原地区民生児童委員、宮原地区自治会長さんにご協力いただき、各班に1人同行していただき、それぞれの訪問先へ。

みかんの摘果体験
高齢者から、どのみかんを取ればよいかなど、色々な事を教えていただきました。子ども達は、取った小さいみかんの匂いを嗅ぐと「もうみかんの匂いがする」と驚いていました。取ったみかんは大事に学校へ持って帰りました。

野菜の収穫体験 
高齢者から、野菜作りについて色々な事を教えていただきました。

訪問先の方が体調不良の為、急遽なごみデイサービスへ訪問先が変更になった班もありましたが、上手に交流が出来たようです。
詳細は、社協スタッフブログに掲載しております。
なごみデイサービスブログ

今回も、関大生がふり返りを担当してくれました。

同行者を4つのグループに分け、グループ内で以下の2点についてふり返りを行いました。
①子ども達の高齢者への理解、地域のつながりづくりといった点で、今日の訪問で良かったこと
・同じ訪問先に2回訪問するのが良い。2回目に向けて、相手のことをイメージして相手を思いながら準備が出来た。
・前回の訪問時に話題になっていた水害が起こった時の対応策を掘り下げて話が聞く事が出来た。

②改善すべきだと感じた点は
・子ども達の声が小さく、高齢者の方が聞こえずらかった。
・訪問時間を増やして欲しい。

同行者のふり返り会で、ある自治会長さんより、来年は自治会長交代するため、来年参加出来ないが是非今後も続けて欲しいとのお声をいただきました。

子どもの時から地域と関わることで、ふるさとへの愛着を抱き、それぞれに出来ることを小さい頃から意識する事で、地域がつながっていく事を目指して取り組んでいる高齢者訪問。学校、本会だけでは取り組めない、地域の色々な方々の協力があり、実践できる高齢者訪問。子ども達にまいた福祉の芽、大人にも芽生え出しているなと実感した社協ワーカーでした。

子ども達は、今回の高齢者宅訪問のふり返り発表を17日の授業参観で行います。同行者の方も参観にきてくれます。

集合写真

関西大学所教授とゼミ生の皆さん、本会職員集合写真