毎日の気温差に体がしんどくなりますね。
インフルエンザや嘔吐下痢が大流行しているようです、皆さん十分お気をつけください。

今年ようやく2本目の投稿…、数は気にせず参りましょう(^^)/
ということで、本日のお題は
『ほっこりと』
ご利用者様からワーカーである私が学び、ほっこりしたことを皆さんにもおすそ分けします。

私が支援している80代の女性。既にご主人は亡くなられています。
職人気質で少しやりにくいところがあったご主人。私も存じ上げているので、うんうんと納得。
女性が若い頃はそのご主人との生活に悩むこともあったそうです。
そんな時に、地域の年配の方に相談したところ、どんなふうにご主人に伝えているのかと具体的に聞いてくれたのだとか。
その年配の方は、男性というのはこういうものだから、そういう時はこんな風に言うてみたら?とアドバイスをくれたそうです。
指示のとおりに話をするように心がけると、ご主人の方は
「お前、誰かにそんなに言えて教えてもろたんか?」と言いながらも話を聞いてくれるようになったのだとか。

誰かに聞いてもらうことは大事やよ、と教えてくれた女性ですが、それを素直に聞いた女性の気持ちもあると感じました。
昔は、ご近所であるいは嫁姑でこういったやり取りが行われていたのかも知れませんね。
今の世代は、友達に愚痴ることもありますが、年配の方とこんなことを話す機会はそんなにないかもしれません。
その女性は、やっぱり年上の経験のある人の意見は聞いておくものだよと教えてくれました。

生活課題とまではいかなくても、こうしたちょっとした夫婦のやり取りに悩む人もきっとおられるはず。
女性と話しながら、これからの地域づくりのヒントをいただきました。

もうひとつ、その方からお聞きしたお話。

苦労して建てた一軒家に入居した日、亡くなったご主人にありがとうを伝えると
「あほ。この家はわし一人で建てられたんちゃう。家族4人みんなで建てたんや」
と言ってくれたことが忘れられないと涙ぐまれていました。
もう20年以上も前のお話ですが、今も大事な言葉だそうです。
ワーカーもちょっともらい泣き。そして、日々の自分を反省したりして(笑)。
感謝すること、それを伝えることはとても大切ですね。