連休中の平日、気持ちがフワフワします。
今朝から山積みの決裁箱や休み中の電話連絡等対応しているとあっという間にこんな時間に。
私は今年きっちりと連休をいただいていますが、以前もお伝えしたようにワーカー仲間が順次熊本支援に入っています。

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がんばろう!熊本‼ 九州‼

ということで、本日のお題は
『社協が災害ボラセンを運営する意味』

何度かこのブログでも、有田市で大規模災害が起こったとき、社協が災害ボランティアセンターを運営しますとお伝えしてきました。
先日から、仲間のSNS等で災害ボランティアセンターに対するご意見や、モンスターボランティアなんて言葉も飛び交っています。
そんな記事を目にしながら、私自身も一番大事な点、『社協が災害ボラセンを運営する意味』をお伝えしていなかったなと反省していました。

協定を結んでいる行政ですら、きちんと分かっていないのではないかと思います。
何となく世の中の流れで社協がするんやろ?的な感じだろうなと予測します。

社協が運営する意味、それは災害の前も後も変わらず地域を支えていく組織であるからです。
災害支援系のNPOも増えていますし、もちろん今回もそういった団体が災害ボラセンを運営している地区もあります。
でも、そういった団体は災害時の混乱が収束すればいずれは撤退していきます。
社協は、いつの時代もその地域にあり、普段の生活も、混乱時の生活も、復興への生活もすべて支えていくミッションがあります。
地域の人がしんどいときに、社協職員自身が被災者であることも含め、地域の方と同じ目線で地域づくりをしていく必要があるからです。
住民さんの中に入っているから行政には見えないしんどさが分かったり、普段からのかかわりで「その人らしく」あるための選択をお手伝いすることもできるのだと思います。
被災地でなければ、災害はその時だけのニュースになりますが、被災地にとっては1本の線の上にあるということを地元社協が見つめていくことになります。

もちろん、他にも、普段から全社協を中心に、万一に備えて研修を重ねているエキスパートの社協ワーカーがいたり、全国の市町村社協から応援を出せる機動力とか、いろんな意味があると思います。
でも、一番大きな理由は住民さんやいろんな組織・企業と共に地域をつくっていくことがミッションだからだと、私は思っています。
被災地でもそうでなくても、地域はそこにあり続けるからです。
だから、普段からいろんな方や団体さんとつながっておけるように、日々がんばろうと思います。
どうぞ、何かあれば社協へお声かけくださいね