今日の雨は予想外に早く降り出しました。みかん農家にとってはどんな雨でしょう。
事務所の裏手の山々もみかん色になってきました。有田みかんの季節です

さて、本日のお題は
『一人で暮らすということ』

相談業務で関わる中で、たくさんの一人暮らしの方と出会ってきました。
私の一人暮らし歴は40年近い人生の中で、大学時代の4年弱。
大学生の保障された一人暮らしと私が出会ってきた一人暮らしの方では意味合いが全く違います。

寂しさ・不安・気楽さ・覚悟 
いろんなものがついて回ってくるそうです。
一人暮らし歴が長い方などは、いつでも入院できるように荷物をまとめているという方もおられます。
先日相談に来られた方は、物忘れが心配になり、自ら公証役場に出向き相談してきたとか。

これからどんどん増えてくる一人暮らし。
小学校に高齢者理解の授業に行くと、その地区の一人暮らし高齢者の数をお伝えします。
地区ごとに差はありますが、数字を伝えると少し現実味を帯びるかと思い伝えています。

宮原小学校との連携事業で1学期に実施する『高齢者宅訪問』。
これは、一人暮らしの高齢者が「もっと自分たちの不安な気持ちを分かってほしい」
公の場で発言されたことから始まっています。
子どもたちにもそんな想いを受け止め、子どもにもできることを考えてもらおうと始まりました。
一人暮らしの方もそれぞれ。
元気にボランティアをしている人。
介護保険サービスを使っている人。
いろんな状態の方がいて、どんな方にどんなことをできるのかを考えてくれました。
その一つの形が先日開催した子どもカフェ。
地域の輪をつくる必要性を感じたそうです。

どんな理由で、一人で暮らすことになるか、誰にもわかりません。
必要なところで必要なだけの手助けができたらなぁと思います。