今日のお昼もすこぶるいいお天気

でしたね。
このままずっと晴れてほしいんですが、日曜日は雨マーク。
子どもカフェの日、天気予報が外れますように…

さて、本日のお題は
『エンディングノート』

現場仕事をしてきた中で、一人暮らし高齢者が困る場面にはたびたび出逢って来ました。
入院、入所、認知症…。いろんな理由がありました。
いろんな方がおられ、そのたびに周りの方と知恵を出し合い、ご本人の意向に合った方法を考えてきました。

でも、中にはご本人の意向を確認できないこともあり、そんな時は本当に悩みます。
どうしてほしかったのか。どうすることが一番ご本人のためになるのか。

個別支援をしていると、子どもたちと勉強をしているときにはない辛い場面や悲しい場面に遭うこともあります。
ほんの1時間前までお会いしていた方が亡くなるとか、自ら命を絶とうとするとか。
悲しいけれどそれは現実としてあります。
そういった場面に出逢うと、自分は支援者として本当にきちんと向き合えていたのかと省みます。
もっと気持ちを聴いておけばよかったと考えることもあります。

エンディングノートは、ご自身の人生を振り返ったり、最期にどんなことをしたいかなどを書きとめるノートです。
ぜひ、これから勧めてみたいと思っていました。

でも、今日ある方とこんな話をしていて、長い人生を生きてくるとそうして振り返ることがしんどいとお聞きしました。
私には書けないとおっしゃっていました。
いろんな思いがあるんだなと改めて思いました。
やっぱり、答えはひとつではなく、多様な生き方・考え方を学んでいかなくてはなりません。

自分の最期の生き方を決めておくことは大事なことです。
決められるときに誰かに話しておくことは大切です。
それを誰にするのかも、ご本人の選択です。
一人暮らしでも、家族がいても、そんな人がいればいいのになぁと思います。
そして、たまにはそれがワーカーであってもいいなと思います。
「寄り添う支援」 よく聞く言葉でも、難しいものです。