令和3年6月号の『広報ありだ』配付に合わせて、有田市内に新しい「有田市洪水ハザードマップ」が全戸配布されました。
この洪水ハザードマップは、おおむね1000年に一度と最大規模の想定になっています。でも、私たち有田市民が忘れてはならない昭和28年の「7.18水害」では同程度の浸水エリアだったと聞きました。それに加えて、近年の雨の降り方は日本各地で想像を超えています。
お手元にハザードマップが届いたら、ぜひ、ご自身の目で、ご家族で、想定を確認してください。

また、浸水エリアだけではなく、裏面には「浸水継続時間」の想定も出ています。どのぐらいの時間、水が引かないのか、それによって備えは変わるものです。最大で7日間水が引かないという想定もあります。

上の表は、令和3年5月20日から改正された避難情報です。
警戒レベル3では「高齢者や障がいのある方などは避難」
警戒レベル4では「全員避難」とされ、以前のような避難勧告は廃止されました。



気象庁|指定河川洪水予報の解説 (jma.go.jp)

気象庁が発表している解説をみると、全員避難の段階ではかなり水位が高くなっていることが分かります。だからこそ、高齢者や障がいのある方など避難に時間がかかると思われる方は早め早めに避難が必要です。ただ、有田市の場合かなり浸水エリアが広いので、行政も交えて考えていかなければなりません。
そして、避難に支援が必要な場合はどうすればよいのか、ご家族やご近所、介護等の専門職も交えて話し合ってみてください。
早めの避難で守れる命を守りましょう!