このブログは、わかやま夏季インターンシップとして有田市社協で実習した大学生が作成しました。学生はみな有田市出身で、大学3年生2名と2年生1名です。それぞれ5日間、内2日間を3人一緒に取り組みました。
これよりインターン生のブログ
5日間のインターンシップを終えた大学生たちが活動の報告会を行いました。コロナ禍で始まったインターンシップでしたが、自主的に課題を見つけて取り組むことができました。
オンライン異世代報告会
社協だより11月号の作成
5日間のインターンシップを終えて感じたこと
(長田)インターンシップを通じて社協でのさまざまな仕事を体験して社協の仕事や有田市の課題について理解が深められました。私は大学まで福祉教育というものを受けたことがなかったことから、ゆうわプロジェクトといった福祉教育が行われているということに衝撃を受けました。中学生や小学生から福祉教育を学んでいくことで福祉を自分事としてとらえる人が増え、人々が暮らしやすい社会となっていくのではないかと感じました。
(嶋田)有田市で働いている人、有田市で活動している人と出会うことが本当に大切だと思いました。私はまだ将来の職業をはっきり決められていませんが、私の夢は「有田市に住む子どもたちを幸せにしたい」ということです。そしてこの夢は、どの職業に就いても叶えることができると気づきました。どの職業に就くかではなく、その職業でどう有田市と関わるか、というのが夢を叶える上で最も大切だと感じました。
(中村)5日間のインターンシップを通して社協と地域とのつながりを知ることができました。箕島高校の情報経営科が社協と一緒に様々なことに参加しているということを初めて知りました。そういう風に学生と地域が繋がることができるということを感じました。また、福祉のイメージは介護が一番大きなものでしたが、地域とのつながりや学校支援も福祉の一つであるということを学ぶことができました。この5日間を通して人と話し合う場があったことでコミュニケーション能力が向上したように感じています。
担当社協ワーカーより
初めて受け入れたインターンシップ生たちは、コロナ第7波の影響を受け、一度も地域にでることが叶いませんでした。その中で、自分たちの対話や、地域活動者とのオンラインでのヒアリングなど工夫しながら、私たちが普段地域に対してどのような思いで従事しているかを伝え、業務に当たっていただきました。
このブログで報告している以外にもたくさんの業務に触れ、学生なりのアイデアも出してくれました。
たった5日間でしたが、私たちも学生たちからたくさんの学びを得ることが出来ました。その成果は、社協だより11月号でもご報告します。
福祉教育というものを大切にしている有田市社協、インターンシップの学生たちとの日々も福祉教育実践だったと感じています。これからどんな職業に就くのかまだ分からない学生たちですが、困難な日々にも希望をもって、周りの方と助け合って進んでいける力をつけていただきたいです。
これをきっかけに、学生たちは普段のボランティア活動にも参画してくれることになり、嬉しいご報告となりました。