その1に続き、当日の参加企業の皆さんの様子をご報告していきます。

ブースNO.11 有田市立病院 様
コロナ第8波の最前線を支える皆さんであり、やはり今回はこの場に来ていただくことはできませんでした。でも医療専門職として、子どもたちに伝えたいことがあると、たくさんの資料をご用意いただきました。現場の声として、看護師の方が書いた手記は涙なしでは読めませんでした。毎日本当にありがとうございます!
ブースNO.12 ユニワールド 様
生徒たちも知っているブランド品が並んでいました!実際に靴に触れて説明を聞いていましたよ。ユニワールドさんと言えば、あのコロナ禍に入った直後のマスクがないときに、有田市全戸にマスクを提供してくださいましたね。地域を思う心、この時も語ってくれていることでしょう。
ブースNO.13 木本産業 様
写真にもあるように、大きなタンク建設やメンテナンスをされています。初島町の生徒たちにはお馴染みのエネオスさんの風景も日々のメンテナンスによって支えられているんですね。また、こちらの企業のホームページを見ると、若い世代を意識されていると感じますよ。
ブースNO.14 株式会社 サカモト 様
机の上にあるのは「ドローン」ですね!開始前、ドローン持ってきたよ!飛ばせないけどと冗談をおっしゃっていましたが、そこは動画で見せてくださったそうです。農薬散布をドローンで行うことで、高齢化や人不足の解消に取り組まれています。なんと、ドローンの最年少ライセンスは箕島中学校の2年生だそうです!
ブースNO.15 KL 様
私たち社協にとっては介護食品のイメージですが、学校給食も取り扱っておられます。生徒たちにとっては知らず知らずに直接お世話になっている企業ですね。医療食等もお持ちいただき、『食』を通じて多様な暮らしを支えていることを理解できたと思います。
ブースNO.16 中紀バス観光社 様
もうこちらは中学生の知名度バリバリです!小さい時から遠足や修学旅行では必ずお世話になってきたはずです。この日も、保田中学校と文成中学校の移動は中紀バスさんのお世話になりました。でも、きっと今回は自分たちが知らないお仕事や働き方についても教えていただいたことでしょう。
ブースNO.17 エム141地所 様
今期同友会会長でもおられ、開催にあたってお力添えをいただきました。
また、太陽光パネルを取り扱っているということで事業そのものがSDGsに直結します。お話を伺った先生から次のようなレポートが届いていますのでご紹介します。
 太陽光パネルを人間関係に例えて、「太陽光パネルは、ひとつひとつの部品がまとまって大きな1枚のパネルになっている。相性の悪い方角や天気もある一方で、自分が輝ける方角や天気もある。人間も同じ。いろんな人がいるし、これから大変なこともあるかもしれないけれど、1人で抱え込まずにみんなに相談して、自分が輝ける場所が必ずあるからね。今日はそういうことを伝えたかったの」とお言葉をくださっていました。
ブースNO.18 株式会社 早和果樹園 様
こちらも地元の子どもたちには有名な企業です。なぜなら小学校5年生の社会科の教科書に登場するからです!(すごいですよね!) 
みかん産業は今が一年で一番忙しい時、現場は猫の手も借りたい忙しさということで、会長自ら参加してくださいました。有田みかんのブランド力をあげるために、「みかん」と「企業」と「人」を育てる会社です。そしてそのことが地域も支えてくれています。
ブースNO.19 株式会社 松林 様
生徒が手に持っているチラシ、おいしそうなお料理が見えますね~。社員の方には外国人もおられ、伝統料理だけでなく、その方々の母国のお料理ベトナム料理なども提供されているそうです。中学生にわかりやすくInstagramやTikTokを話題にあげ、「例えばここにいる6人が、みんな20人ずつフォロワーがいて、うちのメニューを投稿してくれたら、それだけで120人に宣伝できるんだよね」とSNSの影響力を説明くださっていたそうです。
ブースNO.20 有田市役所/有田市消防本部 様
ここはやはり外せませんでした。対話方式で、中学生が飽きないように寄り添ったり面白く説明したりしてくださっていました。
有田市で行なっている子育て支援を紹介し、「たとえばみんなが中学に入学したとき、みんなの親御さんにお祝いとして10万円をお渡ししています。そのお金で、みんなの新しい制服を買ったりできているんだよ」と、身近な例を出してくださっていたそうです(そう、この学年の新しい制服から少々お値段が…。助かります)。

という様子で、今回は15分という短い時間枠で前半後半3回ずつ、計6回もお話いただきました。喉がカラッカラになったという参加者の声をたくさんお聞きしました(もちろんワーカーもです)。皆さん、本当にありがとうございました。
中には自社製品をご厚意でくださった企業さんも複数ございました。生徒たちは『これも有田で作られてるんだ!』とより実感できたことでしょう。

次回のブログでは、その参加された企業の皆さんがどう感じられたのか、それを受け取った生徒たちの様子もご報告したいと思います。