今年も始まりました!箕島高校情報経営科3年生地域課題研究班との協働実践です。毎年、社協の導入授業はAGALAから始まります。
担当の先生とも「恒例の場所で」で通じ合うようになりました(笑)。

はじまりは2017年

導入授業のスライド1枚目 格子の中に見える画像はこれまでの生徒たちの様子です。今年で7年目であり、「小学校だったら1周しましたね」と先生と笑いました。

AGALAがきっかけで授業へとつながった課題研究班。7年目にして今年の研究テーマは「空き家」。空き家を活用したAGALAのはじまりに戻ってきた感じです。高齢者や貧困、居場所などこれまでの先輩方の研究がつながっていくと感じます。2020年度からは先輩方の発表が動画残っているのでぜひ視ていただきたいとお伝えしました。

有田市社協公式ユーチューブチャンネルをご覧いただくと「異世代活動報告会」というタイトルの中に高校生の発表があります。
有田市社協公式YouTubeチャンネル

初回の授業では、まず、生徒の皆さんがどんな子供時代を過ごしてきたのか、地域との関係性をひも解くために、「地元での思い出の場所」を発表してもらい、なぜなのかを教えてもらいました。

地元での想い出の場所

生徒の皆さんの思い出の場所を聞くと、初めて聞く公園の名前がいくつか上がりました。すぐにグーグルマップで調べるととても小さな公園です。小学生の頃は、駄菓子を買ってそこへ集まるという流れがあったとか、学校終わりはみんなで遊んだというお話を聞きました。
通学路のみかん畑も思い出の場所と答えた生徒もいて、有田らしいなぁと目が細くなりました。
私たち大人の偏見で、最近の子どもたちは、ゲームや習い事であまり放課後に友達と遊んだりしていないのかと思っていましたが、それぞれ校区の違う生徒の皆さんから、楽しく友達と遊んだ場所の名前が出てなんだか少し嬉しかったです。
残念ながら、生徒たちが口に出した駄菓子屋さんなどは、ほんの数年でお店を閉めているらしく、「空き家」というテーマにここでも近づいてくるのかと感じます。

1年間をかけて、いろんな方にインタビューをしたり、実際に空き家や空き店舗を活用した場所を訪れようと思います。
地域の皆さんからもそれならここへ行ってみたら?という情報をお待ちしていますね!