「みんなの居場所@有田市」の活動のご報告をします。
学校にいけない・いかない子どもたちの居場所づくりとして、摂南大学や有田市出身の大学生が主体になって活動しています。
今回は毎月第4金曜日のヒミツキチを開催しました。

待ちに待った収穫!

6月のヒミツキチの活動で、参加者と学生スタッフで畑を耕し、さつまいもの苗を植えました。その日から4か月が経ち、ついに収穫です。

この日は雲ひとつない青空でした。10月末とは思えない暑さです…。
みんなあまりの暑さに叫んでいました(笑)
学生スタッフは上着を脱いで、「さあ掘るぞ!」と気合十分。

「ここらへんやな~」と大家さんが掘る場所を教えてくれます。
さつまいもが三等分になっちゃいました‼
みんなで大笑いです(笑)
どんどん掘り起こしていく子どもたち。若者パワー全開です。

畑には出会いがたくさん

畑にいると、予期せぬ出会いがあります。参加者の大きな声が聞こえ、急いで見に行くと・・・そこには元気に動くカマキリが‼
次は、「なにこれ!」という声。それは何やら卵のようなものが落ちていました。

参加者の中に生き物が大好きな子が‼飛びついて見ていました(笑)
虫が苦手な子どもたちはそーっと遠くから👀

みんなで育てたもの、みんなで掘って、みんな笑顔に

実は、居場所が始まる前に大家さんが、「今回のさつまいもあんまり良いの無いかも…」とおっしゃっていたんです。同じ畑で植えていたさつまいもが今回小さいものばかりだったそうで。けれども、この豊作ぶりに大家さんもびっくり!「みんなあの時一生懸命耕してくれてたからやね~!みんなの気持ちが入って大きくなったんやね。」と言ってくださいました。

今回のクッキングは・・・

先日、たくさんのギフトが「みんなの居場所@有田市」に届きました!次々と届くギフトに参加者も学生スタッフも、感謝の気持ちでいっぱいです。そして今回はそのギフトの中のホットプレートを活用させていただき、クレープ作りです☺

体を動かしたのでみんなお腹ペコペコです。役割分担しながらサッサと進めています。
本当に初めて?!
なんだか売れそう・・・
大家さんからのサプライズに子どもたちも笑顔に☺

活動後の様子です

子どもたちが帰った後、さつまいもを保存しておくために大家さんにご協力していただき、新聞紙で包みました。次回のお昼ごはんの会では鍋と一緒に、「やきいももできたらいいね~」とお話をしました。

今回のヒミツキチも、あっという間に終わってしまいました。参加者の子どもたちも学生スタッフも、「もう16時?!」といつも驚きの声です。畑で初めて出会うものにわいわいしたり、ゆる~くおしゃべりしながらスイーツを作ったり。どこからも見えない『ヒミツキチ』だからこそ、できることだと思います。

『なんだか安心できるなあ』
『ここに来ると気持ちがスッキリするなあ』
『今日はちょっとだけ寄ってみようかなあ』

ヒミツキチが子どもたちにとって、そんな風に思える居場所になったらいいなと思います。

(投稿者:S.A.)