この夏もたくさんの方にご協力いただき、サマーボランティア体験講座を27講座実施中です。最終講座は8/21(水)となっていますが、これまでの講座の様子を少しだけご報告します。

7/22開催 「宮城発!防災ゲーム」de防災学習

上:災害時の持ち出し用品も立場によって必要な物が変わるんだと学習できました
下:すごろく形式で発災時の行動から災害ボランティアセンターについて学ぶことができました。意外と知らないことが多かった~。

有和中学校の生徒たちが参加してくれました。少人数でしたが、ゆうわ防災アンバサダーもいて、ゲームをとおしてさらに防災知識を深めてくれました。
このゲームは、東日本大震災を経験した宮城の皆さんが、自分たちが伝えていくことがあると製作されました。かなり考えられた内容になっていておススメです。貸出可能ですのでお声掛けください。。

7/28開催 有田の校歌をつくろう!~校歌を通して地域の魅力を再発見~

上:ウォーミングアップの手遊び?歌遊び?(笑) 歌いながら体も動かしています(みんな必死)
下:子どもたちが有田の風景を見て育っていることがわかるワークになりました。

何とも不思議な講座名(笑)。この異色な講座は、昨年度もお世話になったピアニストの聡子さんと摂南大学のみゆさんがタッグを組んで企画してくれました。聡子さんは帰国し、大学教員の肩書で再登場!
旧中学校の校歌に書かれていることを見直し、意味を考え、みんなで歌ってから有田の校歌づくりをしました。意外かも知れませんが、めちゃくちゃ楽しかったです!1番が完成しました!

8/2開催 車いすユーザーと一緒に車いす体験

右と左の自動販売機には構造の違いがあります。そして、この赤い自動販売機はカップ式なので、車いすユーザーが購入すると少しの段差で、熱い飲み物がこぼれるかもと冷や冷やするそうです。

中学生、高校生、一般の方が参加してくれました。普段使い慣れている市民会館や図書館を車いすで移動してみると、あれ?こんなに不便だったっけ?という気づきがありました。
お馴染み車いすユーザーの桑原さんからは、ちょっとした配慮が車いすユーザーだけでなく誰かの暮らしにも優しくなることを教えていただきました。また、多目的トイレ(名称もさまざま)は、対象者を多く設定されるようになったけれど、一般のトイレを機能的に利用できない方が使えない状況は避けてほしいと仰っていました。思いやりについて考える機会になりました。

8/5開催 ユニバーサルスポーツを体験しよう!

上:ボッチャ(簡易ルール)をチーム戦で。最後にやったのでチーム力もあったまっていましたよ~。
下:大盛り上がりの紙コップレース。上にのっている紙コップを倒さずに下二つの紙コップをどけられたら次に回ります(これがなかなか難しい)。

小中学生におばあちゃん世代も一緒になって楽しみました。
ユニスポを広く捉えて、チームづくりに必要なゲームもたくさん取り入れたところ、予想外に紙コップリレーが大好評!休憩中も夢中で練習する子どもたちの様子に、急きょ個人戦も取り入れました(笑)。
車いすユーザーも参加されたので、いろんな世代立場の方と一緒に楽しめることを体感できたと思います。

8/15開催 認知症カフェの運営スタッフ講座

上:ワークを経て、川口ケアマネから認知症の基礎の基礎を学びました。
下:「昭和・平成・令和」クイズを参加者みんなで考えてもらいました。高校生と小学生が自然と顔寄せ合ってググりながら考えていました。

9/21に開催される認知症カフェを運営するために、基本的な認知症の理解と企画会議を合わせて行いました。
福祉教育として捉えたプログラムで実施しました。
まずは認知症のイメージをよくないイメージ(青い付箋)とよいイメージ(赤い付箋)で張り出していくと…、赤い付箋は1枚だけ!予想はしていたものの、サポートしていた専門職はその数の差に考え込んでしまいました。
長谷川式スケールを生み出した長谷川先生のエピソードを元に認知症について考えるワークをした後、講座へ進めました。
9月21日(土) 15:00~16:30
有田市民会館 第1会議室
『 With You Cafe 』 

カフェ名も子どもたちが案を出し、投票により決定しました!
映画「オレンジ・ランプ」をご覧になった後、お越しください。

たくさん講座があるのでスタッフもすべてを追えていませんが、参画いただいた皆さんに、受講してくださった皆さんにもこの場を借りてお礼申し上げます。新しい発見や出会いがあったらいいなぁ。

(投稿者:M.T)