伝わる喜びを感じたボランティア体験(有和中1年) 後編
2日間の準備活動を経て、いざ、オークワ箕島店にて募金活動です!
生徒たちの募金活動の目的は、「こども」「防災」というテーマで準備をしてきました。
しかし、準備から活動までの間に令和8年熊本地震が発生しました。
そこで、急きょ、社協職員は熊本地震の義援金という募金箱を作って一緒に活動させていただくことになりました。
連日の猛暑もあり、今回は、オークワ箕島店さんにご協力いただき、エアコンの効いた店内で活動することができました。
本当にありがとうございました。
なかなか声が出ないスタート
あんなに練習しましたが、いざ現場に出るとなかなか大きな声が出ないものです。
生徒たちが緊張しているのが見ていても分かりました。
そんな時、ワーカーが良く知る顔が見えました!
小声で、「インスタで告知みたから来たんよ」とおっしゃってくれました。
救世主は自ら生徒たちに話しかけてくれたのです。

南側の入り口と、東側の入り口の二手に分かれて、1時間半の募金活動を行いました。
生徒たちは「おはようございます!」と声を出すたび、少しずつ慣れていきました。
それと共に、どんどん笑顔も増えていきます。

1時間半、生徒たちは一生懸命がんばりました。
「今、○人の人に声をかけたから、先生書きなおして!」と生徒の方から記録係の先生にお願いしていました。
どんどん変わる生徒の姿
たった90分ですが、生徒たちにとっての初体験はたくさんの気づきと学びがあったようです。
終了後の振り返りで出された意見の一部をご紹介します。
・めっちゃ声をかけることができた!
・目を見て説明できた!
・課題だと思うところに貼ってもらったシールの理由を聞いたら、若くても老後を不安に思っている人がいた。
・子育てについては、良い悪いが半々ぐらいだった。
・何の募金か分からなかったようで反省。
・応援してくれる人や褒めてくれる人もいれば、無視する人がいれば、ちゃんと理由を言って断る人もいた。
・怖そうでも協力してくれる人もいて、見た目で判断しちゃダメだった。
・質問に答えるのが難しかった。
・一緒に活動してた子が助けてくれた。
などなど、みんなが生き生きと教えてくれました。
中には、布団を購入した高齢の方がいて、その大荷物を駐車場まで運んでくれた生徒もいました。
募金活動だけでなく、人助けもでき、生徒たちには大変いい経験になったと思います。
おかげでミッションは達成です!
そして、募金箱はというと・・・

最終募金額
「こども」課題解決募金箱 32,161円
「防災」課題解決募金箱 19,450円
熊本地震義援金募金箱 17,932円
合計 69,543円
本当に短時間でこれだけのご協力、子どもたちが頑張ったおかげだと思います。
また、熊本地震の様子を気にかけてくれている市民の方が多く、ひょっとするとすべての募金箱が熊本へ送るためと思われた方もいたかも知れません。
そんなことを考えていたら、「防災」を担当した生徒からこんな発言がありました。
「僕らは防災だから、これはすべて熊本に送ってください」
こちらから何も提案していないのに、本当に嬉しい言葉でした。
実は、今回集まったお金は善意銀行に指定預託する予定です。
2学期にもっと具体的な地域課題の解決を考え、その案を3学期の「未来の就職説明会」の参加企業に聞いていただきます。
そして、賛同してくださった企業に資金として寄付する予定にしています。
ただ、先生方もこれほど多く集まると思っていなかったらしく、3万円を善意銀行への寄付として、残りはすべて熊本県に義援金としてお送りすることになりました。
今回の活動をとおして、生徒たちは金額ではなく、地域の皆さんが自分たちの呼びかけに足を止めてくれたこと、お話をしっかり聞いてくれたこと、募金をしてくれたことに本当に喜んでいました。
2学期の授業では、この活動を同じ学年の仲間たちに伝えるという新たなミッションが課されました!
「え~!また宿題増えんの!?」という素直な叫びと共に今回の活動は終えました(笑)。
生徒の活動にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
(投稿者:M.T)







