箕島老人クラブより、小学校児童と一緒にスポーツを通じて交流が出来ないかとの提案をいただいておりました。
小学校にお話しをすると、地域の方々と交流する事は児童にとっても良い機会であるとの事であり、6年生児童とグラウンドゴルフで交流会を開催する事になり、29日(木)の5限(竹組)、6限(松組)に交流会を開催しました。
箕島小学校区の老人クラブにお声かけし、老人クラブ16名、学校運営協議会委員1名の計17名の方々にご参加いただきました。
昼休憩を利用して、児童代表7名と老人クラブの方々で、運動場に8ホールのコートを準備しました。
まずは、老人クラブの方よりコートの作り方のお話をお聞きしました。
老人クラブの方々と一緒に、コート作り。
前日、雨が降りグラウンド状態が悪かったので、トンボできれいに整備しました。
準備が終了し、児童は掃除の時間へ。
まずは、老人クラブの方々に、今日の交流会は、グラウンドゴルフの打数を競うのではなく、グラウンドゴルフを通じて地域の方々と児童がふれ合う事により、地域の方々と児童との繋がり作りを目的に開催する事を説明しました。
交流会がスタート。
児童が手作りの名札を作成してくれましたので、老人クラブの方々にお渡ししました。
名札の裏には、同じグループの児童からメッセージを書いてくれていました。
児童、老人クラブの方々を8グループに分け、司会児童より交流会の説明をしました。
次に、各グループにおいて自己紹介。
自己紹介時に、住んでいる地区、朝ご飯のメニューや好きな食べ物をそれぞれ発表しました。
各グループでパン、ごはん、スープなど色々な朝ご飯のメニューがあり、盛り上がっていました。
住んでいる地区と名前を言うと、老人クラブの方から、もしかして〇〇さんの孫さんか? 児童「そうです。」 繋がりました。
次に、本会職員より競技説明をした後、ほとんどの児童が、グラウンドゴルフをするのが初めてであり、少し練習タイムを設けました。
練習タイム時には、老人クラブの方より、スティックの持ち方から、ボールの打ち方などを教えていただきました。
練習タイム終了後、競技スタート。
最初のホールで、ホールインワンをして喜ぶ児童。老人クラブの方も、手をあげて喜んでいます。
この短い距離であれば、大丈夫やろうと思って打ってみると、ボールは違う方向に転がり、思わず笑顔に。
校長先生も、一緒にプレーしました。真剣に狙ってますね。
グループ全員のスコア記入は、各リーダーがしてくれました。
ホールインワンが出ると、大きな声で「入った~」、老人クラブの方がホールインワンをすると「プロや」など、各ホールから楽しい声が聞こえてきました。
競技終了後、各グループ内で老人クラブ、児童で一番打数が少なかった方の名前を発表しました。いつも練習している老人クラブの方々の打数を聞いた児童は、驚いていました。
最後に、集合写真を撮り、同じグループの老人クラブの方々と児童が握手をして、交流会が終了しました。
老人クラブの方々から、まっすぐボールを打つコツを教えてもらったり、好きな食べ物の話では、老人クラブの方が「やっぱり肉かな」と言うと、「一緒や、美味しいよね」と会話が弾んでいました。ホール移動中には、老人クラブの方より、児童の祖父母の話で盛り上がったり、ホールポストにボールが入ると一緒に喜んだりと、短い時間でありましたが、楽しく交流する事が出来ました。
箕島小学校では「地域と共にある学校作り」をめざし、今後も地域の方々との交流会を続けていきたいとのお話もいただいております。