7月5日に、箕島小学校近くにある「ひまわりケアサービス利用者」と地域の高齢者(自治会、老人クラブ、民生児童委員、学校運営協議会委員)を体育館にお招きし、「ふれ合い交流会」を開催しました。
箕島小学校6年生は、6月18日に「認知症についての理解・認知症の方への接し方など」について本会が実施する「認知症サポーター(分かり隊)養成講座」を受講いただきました。
認知症についての勉強をした後、「ふれ合い交流会」を開催するにあたり、どのようなプログラムで進めていくかを考えました。
ご参加いただく、ひまわりケアサービスの利用者の中には、認知症の方もおられます。
子ども達が考えたプログラムは次のとおりです。
受付にて、お名前を聞かせていただき、名札をお渡しし、席へ案内させていただきました。
司会者より、今日の「ふれ合い交流会」で、みなさんと楽しく出来るゲームを考えましたので、楽しんで下さいと挨拶がありました。
次に、各グループで自己紹介タイムです。
毎年、ふれ合いゲームの前に、ミュージックサポートさんにお願いし、みんなが一緒に出来る「手遊び」をしたり「童謡」を歌ったり、参加者全員で行いました。
おかげで、場の雰囲気が良くなり、スムーズにふれ合いゲームに入る事が出来ました。ありがとうございました。
次は、「ふれ合いゲーム」です。
ふれ合いゲームを考える中で、気を付けたことは、みんなが分かりやすいゲームにすること。
子ども達が考えたゲームは、「サイコロゲーム」です。
子ども達と高齢者が5つのグループに分かれ、1~6のどの目が出るかを各グループで話し合い、高齢者の方にサイコロを投げてもらい、正解したグループには10点が入り、一番多く正解したグループが優勝となるゲームです。
どの目が出るか、グループで相談中
サイコロを転がす利用者さん
自分のグループが予測した数字が出て喜んでいます。
次に考えたのは、「フリータイム」です。
せっかく来ていただいたので、高齢者の方と色々なお話をしたいとの事になり、時間のある限り子ども達が考えた「お題」について話をしました。
高齢者の方にカードをめくってもらい、カードの裏に話をしたい「お題」を書いています。話が終われば、次のカードをめくってもらい話をしました。
カードのお題については、認知症の理解の授業の中で、認知症の方は、現在の事は忘れてしまう事が多いが、昔の事はよく覚えているとの話があり、昔の事などについてのお題や、子ども達が話をしたいお題について、各グループでそれぞれ考えました。
お題のカードをめくる利用者さん
合唱「星空はいつも」
リコーダー奏「未来予想図」を披露いただきました。
「未来予想図」は、5年生の時に、卒業式で演奏した曲ですとの紹介がありました。
最後に、ひまわりケアサービス代表、高齢者代表の方に感想をいただき、児童代表のあいさつの後、子ども達が手作りで作成した「サイコロ」と首飾りをそれぞれ贈呈させていただき、高齢者と子ども達が「握手」をして「ふれ合い交流会」終了となりました。
手作りの首飾りをプレゼント
ひまわりケアサービスでサイコロを使って下さいと、プレゼンとさせていただきました。
高齢者代表の挨拶の中で、今日はたくさんの笑顔をいただき、また、リコーダー奏を聞いて自分の卒業式を思い出し、感動しましたとのお言葉をいただきました。
5年松組 集合写真
5年竹組 集合写真
2学期には、運動会、箕小祭と大きな行事があり、ひまわりケアサービス利用者、地域の高齢者の方々も各種団体を通じてご招待いただけるようです。
また、地域の老人クラブの方々との交流会も予定しております。