有田みかんの6次産業で有名な「早和果樹園」さんが、この度、こども食堂を始められることになりました!
お声掛けいただき、2月7日のプレオープンに社協ワーカーも参加してきました!

入口にはスタッフさんたちが準備したあったかい看板がありました。

みんなのなでしこ食堂

今回はプレということで、早和果樹園の社員およびご家族を対象にされていました。大人は300円、お子様は無料です。
この食堂の名前でピンと来る方はなかなかの早和さん通かもしれません(笑)。「なでしこ」というのは、早和さんの社員食堂の名前なんです。
若い社員たちがコンビニ弁当ばかり食べているのを見て、会社創立メンバーのおばちゃんたち(と書いてよいのか迷いますが笑)が、もっと体にいいものを食べてほしいという思いから立ち上げたと聞いています。
そのなでしこ食堂に「みんなの」という冠がついたのが今回のこども食堂です。なでしこのおばちゃんたちが作ってくれたものを、18時に業務を終えた年代様々な有志スタッフさんたちがバトンを受けて提供してくださいます。

とりあえずやってみる!

和歌山県がこども食堂に力を入れていることから早和さんにもお話があり、社長が地域貢献の観点からやってみないかと社員の皆さんに呼びかけられたそうです。ボランティアなので個々人の動機はさまざまらしく、これから意見を出し合いながら早和さんらしいやり方を模索していかれるそうです。

実はこの食堂、選果場の中なんです!みかんのコンテナがテーブルセットになっているというのが早和さんらしい!と思わず言ってしまいました。

社名入りコンテナに座るこどもたち。高さが足りないと思ったのか、更にみかん箱で調節している辺りが有田感満載でした!(笑)

初回ということで手探りとおっしゃいながらも、スタッフの皆さんが気づいたことをすぐに改善させようと動いておられたり、子どもたちのためにこんなアイテムがいると相談したり、さすが企業のこども食堂だなぁと思いました。

ワーカーも顔なじみの皆さんと一緒にいただきました!こどもたち用に甘口カレー。甘口のワーカーにもピッタリ。そして、嬉しい早和さんのみかんジュレつき!(贅沢だ!)

エプロン姿の会長さんと社長さんも笑顔でお出迎えをしてくださり、社員の皆さんが連れて来られるご家族さんにあいさつをされていたり、アットホームな会社の様子を垣間見ることができました。そして、若い世代が多い会社なので、小さなお子さんがたくさん来られていました。少子化の進む有田市でそんな様子はとても頼もしく、嬉しくなりました。

次回からは地域の方を対象に開催されます。定員があるので、事前申込とし、抽選で決定しようかと検討中とのこと。
「社協さんも一緒にやってよ~」とお声掛けいただいたので、スタッフさんの想いを聞き出しながら、微力ながらサポートできたらと思います。

(投稿者:M.T)