日中の暑さがまた厳しくなっている有田市です。
先週開催した「朋輩いっぱい作戦会議」のご報告をFacebookで告知したまま時間をとれずにいました。

8月21日に有田市消防本部のかっこいい会議室をお借りして開催しました。
当日24人の方々が、何かやりたいな!という思いを抱いて(恐らく)やってきてくれました。
この日は14時から甲子園の決勝戦、「そんな日に来てくれてありがとう」と司会者であったワーカーからお礼を伝えました。
終了時には試合結果もお伝えしました。

さて、本題です。

今回は元々地域のために活動できたらいいなと感じている方にお集まりいただきました。
簡単な振り返りを終えてから、地区ごとにグループを作り、考えてもらいました。
考えてもらったのは
① 自分(地域)にできる○○、地域に必要な○○
② 今ある○○(人・場所・もの)
③ ①からグループ目標を決める
ということを時間を区切ってやってもらいました。

とてもたくさんの意見が出されました。

対照的な意見もあり、聞いている私もどちらの意見も分かるなということがありました。
例えば
「普段着での見守りを心がけている」
これは、地域の人が立場関係なく普段から顔の見えるつながりをもっていれば、変化に気づくことができる。
という意味だと解釈しました。

相対して、
「どこの誰がどんな目的で見回りに来てくれると分かっているから安心感がある」
確かに、ひとり暮らしの方で訪問される側になれば、地域のこの方々が私たちの孤立防止や孤独死防止のために見回ってくれるのだなと理解できていれば安心感は増すのかも知れません。

実際に家を訪問するとなると、後者の方がいいのかも知れません。
外から変化を見守るなら、例えば郵便物がたまっているとか、この時間はいつもヘルパーさんが来ているなどの認識があり、その変化を報告する相手を知っていれば、前者でも十分見守りが可能になります。

一人を見守るために、いろんな形態や参画者がいた方がみんなが協力体制を組めるのだなと思いました。
こうした方法で議論を交わすことで、立場の違う方の意見を聞くことができます。何が地域にとってよりよいことにつながるのかを考えるきっかけになりますね。

今回の参加者には宿題が出され、次回10月の作戦会議に臨みます。