5月29日、AGALA2階において、箕島地区民生児童委員の方々にお集まりいただき、民生児童委員の仕事や地域での役割などについて、教えていただきました。
先週までに、高校生は、懇談会に向けて、質問したいテーマを6つに分け、それぞれ具体的な質問を決め、6人で質問事項を分担し、質問の練習をしてきました。
社協ワーカーも、民生委員役となり、質問の受け答えをさせてもらいました。
6つに分けたテーマとは
・民生児童委員の仕事・役割について
・地域医療について
・地域防災について
・高齢者家族構成について
・高齢者の生きがいについて
・高校生に求めるものは
どれも、大切なことばかり。
4月17日に、なごみにおいて「ペタンク」で交流を図った高校生と民生児童委員のみなさん。
まずは、自己紹介から始まり、民生児童委員の役割や活動について、地域の相談役として、腰痛でトイレに行きにくくなったおばあちゃんがおり、市の介護保険課へ相談を持ちかけ介護保険の申請へつないだり、小中学校の登下校の見守り活動、一人暮らし高齢者宅へ定期的に見守り訪問など、具体的な例を出して分かりやすくお話をいただきました。
次に、高校生からの質問タイムです。
・民生児童委員になろうとした動機を教えて欲しいとの質問に、地域でお世話になっていたので、自分にも何か出来ないかと思い。
・民生児童委員の仕事のやりがいはとの質問に、人との繋がりでき、町を知る事が出来る。ありがとうと言ってもらえた時など
・高齢者を含めた避難訓練を行っていますかの質問に、参加者が高齢者の方が多く、若い人の参加率が低い。逆に高校生は地区の避難訓練などに参加した事はと聞かれ、参加した事がないとの回答に、高校生も避難訓練には参加してもらいと。
ある民生児童委員より、最近訪問した高齢者宅で、近々、地区の溝掃除があるが、隣近所に人がなく、自分を含め3人しか溝掃除に出られない。隣の班も、参加人数が少なく、手伝いには来てくれないとの話があったと...
地域での困り事など、授業だけでは知る事が出来ないお話を聞く事が出来ました。
休憩を挟む予定が、話は尽きず、約2時間、休憩なしで懇談会が行われました。
高校生は、今日の懇談会の振り返りをし、次は、箕島老人クラブの方々と懇談会を行います。その後、箕島地区の高齢者宅へ訪問も予定しております。
最後に、世代を超え、皆さんの話をお聞きし、自分たちで何が出来るのか話合っていきたいと、生徒から挨拶がありました。
同じ地域に住む住民の方々との対話を通じ、地域について考え、自分たちで出来る事見つけて欲しいですね。