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絵:みやもとかずあき

本当の意味の理解

部屋の中は暑かったり、外は涼しかったり、着るものに困りますね。
季節の変わり目、風邪などひかれませんように・・・。

さて、本日のお題は
 『本当の意味の理解』

土曜日、みんなで盛り上がったRUN伴ですが、今年は参加者に記念カードが配られました。
何気なく目を通していると、裏面にお二人の顔写真入りのコメントが載っていました。
私と同年代のスタッフさんかなと思いきや、(認知症当事者)という注釈が載っていました。

気になって調べると、39歳でアルツハイマー型認知症と診断された丹野智文さんと知りました。
有名な方です。顔と名前が一致していませんでした。
ネッツトヨタ仙台でトップ営業マンとして働いている時に診断を受けたそうです。
今の私と同い年です。
サポーター講座では、「若年性の認知症もあります」とサラッと話しています。
いつも、「自分が」と考えたらどうですか?と地域の方に語りかけるのに、正直、かなり衝撃を受けました。
丹野さんにも子どもさんがおられます。
今、自分が認知症の診断を受けたらどうだろう。
この仕事を続けられるだろうか、育児はどうしたらいいだろう、家のことは主人に頼もう(これだけ確定)。
また考えるきっかけをいただきました。

想像もつかない不安と向き合われたのだと思います。
結果、丹野さんはトヨタで総務課に異動し、今も仕事を続けられているそうです。

実際、本当の意味の理解は、自分が対峙しなければ分からないのだと思います。
でも、少しでも相手の立場にたって考えられるワーカーになりたいと思います。
ちょうど、社会福祉士としての仕事についてある方に質問されたばかりでした。
もっとも必要なことは、いろんな方と出会い、生き方を知ることなのかと思います。
人の数だけ生き方があって、それを認められる地域になればと思います。

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