有田市社協は今年度から、大学生とのコラボ企画が増えています。
その名も和歌山大学観光学部「宮原青みかんLIP」
これまで5年間、箕島LIPと一緒にやってきましたが、宮原地区で活動するLIPとも一緒に活動することになりました。

宮原青みかんLIP

宮原青みかんLIPの窓口は、有田市役所ふるさと創生室です(実は、LIPは行政が窓口になるのが本来で、箕島LIPのように社協が窓口になっているのは非常に稀なことのようです)。地域の受入団体は、宮原地域交流協議会です。

学生たちが作成したPRパネル。拠点となっている宮原さん家の掲示板に貼ってもらっています。

社協の事務所もある宮原地区は、言わずと知れた有田みかんの産地です。
この有田みかん、花が咲き、実がなり、成熟したあのおいしいみかんになるまでに、農家の方がたくさんの実を落としていることをご存じですか?
これを「摘果(てきか)」と言い、実を間引くことで、甘みも酸味も大きさもよいみかんを作ることができます。間引かれた小さい青いみかんを活用することで、みかん産業に新たな道を見つけられないか。
そんな大きなテーマを研究しているのが「宮原青みかんLIP」です。

今回社協がサポートさせてもらったのは、宮原青みかんLIPの4つの班の中の「レシピ班」です。他にも、「商品開発班」「イベント班」「広報班」があります。レシピ班が考案した青みかんソースを使った「宮原のメモワール」というメニューを地域の方と一緒に作って食べてみる!という企画です。本来は一緒にやりたかったものの、準備段階でコロナ第5波が猛威をふるっており、オンラインに切り替えて開催しました。

参加者は少な目でしたが、中学生やママさんたちとお喋りしながらのクッキングは想像以上に楽しいものとなりました。

まずは準備から

下準備をする学生たち
調味料の準備 各自持ち寄ったりしています
オンラインのセッティングもあり
立ち位置・映り方を確認したりと準備も大忙し
この時期の青みかんなのでかなり甘みがあり、すごくいい匂い~
絞った後の手袋はこの通り!実際冬は、みかんの食べ過ぎで、手のひらが黄色くなる有田人もいます(ここに)。

そんな下準備を経て、参加者が続々とZOOMに入室。かわいい待機画面で待ち受けていました。

メニューはこのイラストにある、サラダ・ピザ・パンナコッタ。すべて青みかんソースやドレッシングを使っています。

実際にお料理に入る前に、アイスブレイクを入れていました。ゲームをすることでオンラインでも初対面の参加者の緊張がほぐされていくのが分かりました。

オンラインクッキング スタート!

オンラインがはじまり、にこにこしながら果汁を絞っていました(笑)。
とろっとした青みかんソースはデザート用です
手元を映すのはスマホカメラ 分かりやすいように工夫していました。

サラダ・ピザ・デザートの担当はもちろん、配信や参加者相談窓口など学生たちは役割分担を考えて準備してきました。

参加者も同じ工程を進んでいます。みんな真剣!

ソースを作る際のポイントを伝えながら、参加者それぞれの進度をやさしく確認していました。「ちょっと待ってください」という言葉に、つなぎのお話を入れている様子などは、ユーチューバーみたいでした(笑)。

ピザ用の青みかんソースは和風風味。担当した学生は試作のために何枚もピザを食べましたと教えてくれました。

学生はソースを考案しているので、ピザにする人、トーストにする人さまざまでした。おススメトッピングの他にも参加者が別の案にチャレンジしてくれ、実食でその感想を伝えあいました。出来上がったのはこの通り。

学生たちのワンプレート。パンナコッタも手づくりのものを持ってきてくれました。
こちらは参加者。エビがいい色に焼けています!おいしそう~。
こちらの参加者はベーコンとパプリカで。黒コショウなどをふっていて学生たちがさすが主婦!と声を漏らしていました。
参加者の皆さんとの記念撮影!右上が「宮原青みかんLIP レシピ班」

どうなることかとドキドキしたオンラインクッキングでしたが、終わってみれば楽しいし、美味しいし、みんなニコニコになっていました。
こうして一緒の材料を使って、違うものをつくっていくことで意見交換も活発になりますし、イベントの後もあの後こんな風に作ってみたよと話ができるかもしれないなと感じました。
もちろん、気持ちよくみんなで同じ場で同じものを食べてワイワイできるのが一番ですし、いつかまたそんな日もやってくると信じ、今はできるカタチで青みかんがつなぐ出会いをつくっていけたらと思います。