先週もお伝えした有田市3中学1年生合同学習「ゆうわプロジェクト」は、いよいよこの金曜日に「未来の就職説明会」を迎えます。
本日のブログでは、子どもたちのための大人の奮闘をお届けします。
始まりは先生方との「こんなんできたらええな」
このプロジェクトでは、3校の主任先生と社協ワーカーで何度も会議を重ねています(既に12回やっています。それ以外にも日常的にWebツールを活用して共有や確認作業をしています)。
9月の会議の際、後半の授業をどのように組み立てるかを具体的に話し合いました。その中で、「高校生や大学生の就職フェアみたいにいろんな企業の話を聞く機会があったらええのになぁ。」「やっぱり地元でがんばっている企業さんの話がいいなぁ。」「やるなら体育館かな?笑」と、まだ半ば夢物語のように話していました。
でも、その時の先生方の楽しそうな様子に、ワーカーとしては実現させたい魂に火がついたのです!!学校の授業も、地域の企画も、大人たちが楽しんでいる(主体的・創造的)ことが子どもたちに響かせる秘訣だと思っているからです。
これまでのそれぞれのご縁をつないでいく
とはいうものの、学校と社協だけでは絶対にできないことです。
まずは、企業さんを相手にするということで、これまでもお世話になっている紀州有田商工会議所さんへ伺い、実現可能かお聞きしました。
「会議所も後援するし、できること手伝うで!」
なんて嬉しいことでしょう。いつも本当にありがとうございます。
先生方と相談して速攻で企画書を仕上げ、実現へ向けて動き出しました。
学校行事等の調整をすると、開催は12月・・・。
あ~企業さんにとってはめちゃんこ忙しい時期だなと思いながらも、学校も社協もこれまでご縁のある企業や事業主の方がおられるので、そのご縁もつなぎながら参画者を探しましょうとなりました。
管理職の先生も、担任の先生も、社協ワーカーたちもそれぞれ手分けして参画者探しにあたりました。おかげさまで、急なご案内にも関わらず20社揃いました。
有田市で働く大人たちがワクワクしてた!
11月16日には、有田市同友会の定例会議で少しだけお時間をいただき、ご説明させていただきました。すると、終わってすぐに「参加します」というお声掛けもいただき、本当にうれしく思っています。
有田市内の企業や事業主の方のもとへご説明にあがり、いろんなお話をさせていただきました。たくさんの方の有田市や子どもたちの未来への思いを感じました。社協としてこの後も一緒に考えていきたいお話も聞くことができました。
少しだけご紹介します。
◆移住してきたからこそ、このまちの自然の豊かさを感じています
その良さを知って、体感して育ってほしいですよね
◆子どもたちが減っているからこそ、早くから有田市で働いている様子を知ってほしいですよね
◆僕たちも手探りで事業を広げているんです、でも、楽しいんですよ
◆あと5年したらすごいことしてるやろ!って自信もって言えるように今準備中なんですよ!
◆昭和30年から働いてるんですよ。いろいろありましたよ。(す、すごい!)
◆普段は見えない知らないところを見せてあげて、心に残ることしてあげたいな!
参画いただく皆さんをご紹介します
※当日のブース番号順
紀州有田商工会議所 様
きのくに信用金庫 様
浜のうたせ(有田箕島漁業協同組合) 様
有田市社会福祉協議会 デイサービス
ヤビツビレッジ 様
ライオンケミカル株式会社 様
TKLC株式会社 様
有限会社 ヒカル・オーキッド 様
株式会社 オレンジライフ 様
株式会社 亀井 様
有田市立病院 様
株式会社 ユニワールド 様
木本産業株式会社 様
株式会社 サカモト 様
株式会社 KL 様
株式会社 中紀バス観光社 様
エム141地所 様
株式会社 早和果樹園 様
株式会社 松林 様
有田市・消防本部 様
学校・教育委員会・社協、それぞれが役割分担をして、このビッグイベントに向けて準備を進めています。当日、生徒たちがワクワクする授業にできるように、大人たちも頑張ります。