「岡山県倉敷市災害ボランティアセンター箭田(やた)サテライト」の運営支援5日目(最終)。
6時30分 宿舎出発。
8時 箭田サテライト運営スタッフ朝礼。
9時 箭田サテライト開所。
11時 災害ボランティア受付終了。
14時 災害ボランティア活動終了。
14時30分 近畿ブロック職員派遣 第6クール職員に、担当業務引き継ぎ。
16時 箭田サテライト 全体ミーティング。
運営スタッフに御礼。
17時30分 倉敷市災害ボランティアセンター出発。
22時 和歌山ビック愛到着。
22時30分 自宅到着。
9日の倉敷市災害ボランティアセンターでの受付人数は1,168名であり、土日並のボランティアさんが来ていただきました。ありがとうございました。
天候もくもりで、5日間の中で一番活動しやすい日になりました。
9日は、5日間で最多の14名もの軽トラボランティアさんが来ていただきました。ゴミ出し等する場合、集積場まで運ぶ必要があり、災害ボランティアさんと軽トラックが必要との依頼が多数あり、みなさん大活躍でした。
その中で、8日と9日の2日間、3tトラックにミニパワーショベルを積んで活動に来られた方がおられました。少し話をする機会があり、どこから来られたかをお聞きすると、なんと群馬県から12時間かけて来られたとの事でした。はじめは、バイクで活動に来る予定であったが、仕事でトラックやミニパワーショベルがあるので、役に立つかを倉敷市災害ボランティアセンターへ問い合わせたところ、是非との話であったので、バイクからトラックに変更して来られたとの事です。人力だけでは難しい依頼が数件あり、8日、9日の2日間活躍していただきました。依頼先で、御礼を言われた時に、群馬から来て少しはお役にたてたのかなとお話をされていました。テレビで観るより、現場の光景を見ると、災害の大きさが伝わってきたともお話をされていました。
箭田サテライトでの活動は9日までとの事であり、気を付けて帰っていただきたいです。ありがとうございました。
9日は、仕事の都合でお見えになっていなかったのですが、1回目、自家用車を使用しての送迎ボランティアで来られた方で、災害ボランティア数に対して、送迎車の数と1台の乗車人数が少なく、何度も同じ依頼先への送迎をお願いしました。
1回目の活動後、普通車より乗車人数が多く乗れる車があれば役に立つのかなと聞かれたため、あれば嬉しいですと答えておりました。すると、2回目の活動時に、10人乗りの車をご自身で借りてこられ、送迎ボランティアをしていただきました。嬉しかったです。送迎も、スムーズに行うことができ、本当にありがとうございました。
9日は、お会いすることが出来ませんでしたが、10日に活動に来られるとお話をされていましたので、今日は活躍していただいていると思います。
送迎車についても、台数を増やして欲しいと本部に要望を伝えると、対応してくれました。
10人乗りの車が増え、来たときよりも色々なところが改善されてきております。
地元住民の方ともお話をする機会があり、まさか自分の街がこのような事になると思っていなかったので、避難するのが遅く、自宅の2階に避難するのが精いっぱいであったとの事でした。
有田市の中心に有田川が流れており、氾濫すると同じような事が起こると予測され、早めの避難が大事であると痛感しました。
5日間と短い期間でしたが、全国から沢山のボランティアさんが駆け付けていただいておりました。
また、箭田サテライトにおいても、地元ボランティアさんをはじめ、様々な団体が協力し、運営にあたっております。
今回、近畿ブロック職員派遣で同じクールになった職員の方々とも運営支援について、限られた時間の中で自分達に出来る事をやろうと、前向きなお話が出来ました。これといった成果はありませんでしたが、次のクールの方にバトンを繋いでおります。
近畿ブロック職員派遣については、8月末まで支援が決まっておりますが、おそらく9月以降も継続される事が予測されます。
同じ、箭田サテライトにスタッフとして運営にあたっている地元の方も、今回の災害で家が2階まで水に浸かり、車は2台廃車になり、現在は避難所から通っておられる方もあり、家を建て直すか、リホームするか迷っており、今後の生活に不安を感じておられるとの話をされておりました。
災害発生から1ヵ月が過ぎましたが、まだまだ支援が必要であり、今後も有田市社協として何が出来るのか話し合っていきたいと思います。
活動が終わったボランティアさんが、応援メッセージを書いてくれています。日に日に、メッセージが増えております。
近畿ブロック職員派遣 第5クールメンバー
箭田サテライトの事が気になりながら、本日より通常業務に戻り仕事をしている、社協ワーカーでした。