倉敷市災害ボランティアセンターに派遣されている本会社協ワーカーが6日に公式Facebookに投稿したものを転記します。
以下、Facebook投稿内容です。
「岡山県倉敷市災害ボランティアセンター箭田(やた)サテライト」の運営支援2日目。
宿舎から箭田サテライトまでの移動は、昨日の夜は約30分程度でした。平日の朝は渋滞が予測されますので、6時45分に宿舎出発。早く出発したつもりが、大渋滞で箭田サテライト到着が集合8時にギリギリ到着でした。明日は、もう少し早く出発します。
8時 箭田サテライト運営スタッフ朝礼。
9時 箭田サテライト開所。
11時 災害ボランティア受付終了。
14時 災害ボランティア活動終了。
16時 箭田サテライト 全体ミーティング
17時 倉敷市災害ボランティアセンターにて、全体ミーティング。
20時30分 宿舎到着。
本日より、平日となり倉敷市災害ボランティアセンターでの受付人数は、538人(箭田サテライト244名)と土日に比べれば少なくなりました。
本日も猛暑となり、熱中症6名(内1名救急搬送)。
箭田サテライトの温度計も、39.6度でした。
熱中症対策として、水分補給(500mlのペットボトルを6本程度)をしておりましたが、汗で出てしまうのかトイレには1度も行きませんでした。
本会職員は、昨日に引き継ぎ車輌班担当です。
今日は、車輌班にはなくてはならない、ボランティアさんを紹介します。
倉敷市社協では、社協の車だけでは、活動先への送迎車が足らない為、箭田サテライトには4台のレンタカーが配置されております。しかし、数百人のボランティアさんの送迎には、まだまだ送迎車が足らないのが現状です。そこで、活躍していただいているのが、地元住民の方で、自家用車を使用して活動先への送迎や、軽トラックで資機材等を活動先へ運搬をしていただいているボランティアさんが多数おられます。
中には、ほとんど毎日、軽トラックを使用して、資機材等の運搬をしていただいているボランティアさんもおられ、住所を伝えると地図も見ず活動先へ資機材を運搬してくれます。
活動先のお宅へ20名の災害ボランティアさんを何回も往復して送迎していただきました。
新人のセンター職員の僕に、あっち行って、こっち行って、終わったら次は、ここお願いしますと伝えると、すぐ出発してくれます。
昼食を食べるので、いったん家に帰ってる中、急遽送迎が入っても、電話をするとすぐに駆けつけて送迎してくれました。本当に、ありがたいです。
そんな中に、帽子に「倉敷市災害VC(ボランティアコーディネーター)連絡会」の帽子をかぶったボランティアさんがおられました。
この方も、週に2〜3回軽トラックボランティアとして活躍してくれています。
帽子に書いている団体の事を聞くと、約15年程前に、倉敷市児島地区が高潮で、床上まで浸水した災害をきっかけに出来た団体であり、普段は段ボールで簡易トイレの作り方講習会を開催したりしているそうです。
会員は80名程で、今回の災害を受け、倉敷市で開設しているボランティアセンターへ運営ボランティアとして、受付や軽トラックボランティアとして支援してくれております。
土地勘がない僕に、活動先のお名前を言うと、地図を見て「ここじゃ」とすぐに教えてくれ、ありがとうございました。
箭田サテライトの運営は、地元のボランティアの皆さんの協力をいただきながら行っております。地元ボランティアの皆さんからは、和歌山県からわざわざ「ありがとう」と何度も声をかけていただきました。
同じ第5クールに入った他の社協職員とも、箭田サテライト運営終了後に、ミーティングをし、それぞれが運営をしている中で、感じた事、改善出来る点などを話し合う事が出来ました。
現在、家財等の運び出しが主な活動ですが、それが終われば、床下剥がし、床下泥の除去に活動が変わっていく事が今後予測され、対応の準備を進めております。
明日は、3つの団体さんが活動に来られるとの事で、本日よりも多くの災害ボランティアさんが活動していただけそうで、車輌班も、忙しくなりそうです。