高齢者を知り、地域に目を向けよう

 5月21日、保田小学校6年生の3・4時間目の授業に、保田老人クラブより9名、保田小学校学校運営協議会委員2名の方をお招きし、子ども達が思う、高齢者イメージを実際の高齢者の方にインタビューをさせていただきました。
 月組、雪組をそれぞれ5班づつに分け、各班に高齢者の方にお一人づつ入っていただきました。5月11日に、ペタンク交流会で交流を深めた高齢者の方もご参加いただきました。

 今回、初めて参加される高齢者の方もおられるので、まずは、お互いの自己紹介。

 次に、アイスブレイクをして、少し和んでもうらう事に。
 まずは、言葉を書いたカードを4枚お配りし、各班でどんな言葉になるかを話し合ってもらいました。
 「しあわせ」、各班ともすぐに正解。

 次に、カードを増やし、再度挑戦。
 カードを並べ、高齢者も含めみんなで話し合い。

 制限時間3分で、早い班は2分もかからず正解。

 それでは、本題に。各班でまとめた高齢者イメージ、地域での活動などについて、高齢者の方々にインタビューがはじまりました。

 高齢者の年齢を聞いて驚く班、初恋の話、水害の話、昔の遊びの事など。
 沢山のお話をしてくれました。

中には、アドベンチャーワールドのパンダの名づけ親になった話や、ソフトボールのバットは杉の木で作った話など、話はつきず.
はじめは緊張していた子ども達と高齢者、話をしていくとだんだんと笑顔に!

 休憩時間には、同じ地域の子どもに〇〇さんの孫さんやなと高齢者の方が声を掛ける場面も。ここでも繋がりづくりが出来ています。

 今日は、高齢者だけでなく、学校運営協議会委員の方もご参加いただき、休憩時間に腕相撲で交流を図りました。

 4時間目には、インタビューをした内容をまとめ、各班より入っていただいた高齢者の方々について「〇〇さんはこんな人」と題して、発表いただきました。

 子ども達が、高齢者から聞き取った内容を付箋に書き、各班で一生懸命まとめています。

 それぞれの班に入っていただいた高齢者の方々が、どんな方であったかを発表しました。

 高齢者の方々にインタビューをし、まとめてくれたものです。少しの時間でしたが、食べ物、趣味、仕事、水害の話など、沢山のお話をした事がよく分かりますね。
 また、インタビューをした内容を清書し、高齢者の方々に後日お渡しをする予定です。どんな風に、出来上がるのか今から楽しみです。

  高齢者とひとくくりにイメージし、困っていることが多いのかとイメージしていた子ども達が多かったようです。実際に、高齢者の方とペタンクをしたりお話をすることで、笑顔で楽しく生活されていることが分かり、イメージが変わったようです。