5月11日(金)3・4限に、保田地区老人クラブ9名、保田小学校学校運営協議会委員2名の方にご参加いただき、ペタンク交流会を開催しました。
5月1日に、自分たちが描く高齢者イメージ(良いところ、困っているところ)を各班でまとめ、まとめた高齢者イメージを、21日に高齢者の方々にクラスに来ていただき、直接インタビューをすることで、各班で出し合ったイメージがあっているかを確認します。
その後、地域の今と昔のデータをもとに、その暮らしぶりなどを聞き取ります。
班ごとに、インタビューをした高齢者がどんな方なのかを、まとめて発表します。
このプログラムは、昨年から始まったプログラムです。高齢者を知ることで、役割を持った元気な高齢者が地域に沢山おられる事を知ってもらい、子供たちに地域に目を向けてもらう目的があります。
今年も、保田小学校より出前授業の申込みをいただきました。
担任の先生と打ち合わせをする中で、子ども達から高齢者の方々にいきなりインタビューをする前に、子ども達と高齢者の方々がうちとけられるプログラムがあれば、インタビューもやりやすくなるのではとの話があり、今年は、ペタンク交流会でふれ合ってから、授業に来ていただく事になりました。
各班に1人高齢者の方に入っていただき、まずは、高齢者の方に向けて、子ども達が自己紹介を各自10個紹介し、その後、高齢者の方々にも地域の活動などを含めての自己紹介をしてもらいました。
子ども達の自己紹介を聞いている高齢者の方々の顔が、だんだん笑顔になっていくのが分かりました。
ペタンクのルール説明の後、試合開始。
授業前に、校長室で、高齢者の方とお話をしている中で、合言葉などがあれば楽しくなるのではとの発案から、良いプレーの時には「ナイス・ペタンク」と声かけしてみる事に決定。試合の最中に、子ども達、高齢者の方々から「ナイス・ペタンク」の声が各コートから聞こえてきました。
老人クラブの方々は、老人クラブ活動でペタンクをする機会があるので、高齢者の方から、ボールの投げ方を教えてもらう児童もあり、試合を重ねるごとに、上手になっていくのが分かりました。
ペタンクをはじめてする方がほとんどでしたが、楽しく交流を図ることが出来ました。
各班の集合写真時に、高齢者の方が遠慮して端に立つと児童より、「〇〇さん真ん中に立ってもらわな」と、高齢者の名前を呼ぶ姿を見て、距離が近づいたなと感じました。 出ました、ペタンク効果。
もちろん、写真の合言葉は「ナイス・ペタンク」。
帰り際、高齢者の方々より、「今日は、子ども達に元気をもらいました」「話もでき、楽しかった」とのお言葉をいただきました。
また、高齢者の代表の挨拶の中で、子ども達と地域の方が繋がっていくと、地域が良くなっていくとの話もあり、うんうんと頷く、社協ワーカーでした。