おはようございます。
今朝は蒸せるのでしょうか、事務所のエアコンがなかなか効いてこないからか、むっちゃ暑い

です。
うちわ片手

にブログ打ちです。

さて、本日のお題は皆さんへの質問です(笑)。
『有田市がどうなっていくか、考えたことありますか?』

今、私たち社協ワーカーは第2次地域福祉活動計画策定に向け、毎週のように事務局会議を重ねています。
その中で、有田市全体としてこれからどうなっていくのか、有田市の見解も聞いておく必要があるよね

となり、有田市まちづくり係から来てもらって説明を受けました。

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このような資料をもとにお話を聞きました。
世の流れからすると、昨年度策定されたものを今さらなんですが

、学ぶことはいつでもできるという前向きな気持ちで

このまま行くと、有田市に限ったことではないですが、人口はどんどん減っていくことはみなさんご承知のとおり。
では、どのくらいになるのか。ご存知ですか?

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少し見えにくくてすみません。
青色の線が国や自治体がよく使っている推計です。
これによると、2015年に28,916人だった人口が、2040年には20,235人、2060年には13,738人まで減少します。
もちろん、その間に合併構想なども浮かぶかも知れませんが、あくまで有田市として今の形でやっていくには非常に少ない人口です。
私が中学生だったころは確か32,000人台の人口でした。私の生涯の中で自分のまちの人数が半分以下になってしまいます。
それは、いろんなところに生活のしづらさがでると容易に推測できます。

それから、別の統計資料によると、15~19歳の世代が一番転出する人が多いそうです。
進学・就職の時期ですから仕方ありませんよね。
1980年代には男子が圧倒的に有田市を出て、女子が出ていくことはまだ少なかったそうです。
でも、出て行ってしまった女子ほど有田市には戻ってこない。
それが、最近では、男女ともに同じぐらい転出し、ますます戻ってこなくなっているそうです。
まちづくり係の方は、働く場所がないということではなく、働きたいと思う場所がないともおっしゃっていました。

有田市を持続可能なまちにするためには、国の試算を上回りたいと独自推計を出しているそうです。
そのために、私たち有田市民がすべきことは?
大きなことでなくていいそうです。自分のまちのために、楽しいことをしたり、みんなでつどったり。
個人個人にできることは限られていますが、そんな人が集まればなにか動きができそうですよね。

「魅力あるまち」、これがキーワードらしいです。

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このお二人、実は私の同級生です。
市役所職員と社会福祉協議会職員。
このまちで生まれ、同じ小学校・中学校で過ごし、今、それぞれの立場でまちについて考えています。
「もっと私らの世代にも、有田市について考えてもらう必要があるわな。」
「広報に力入れんと、知らんでなぁ」と話し、少し遅くなりましたが約束通り本日ブログで発信します。

自分の住むまち、育ったまち。
あるのが当たり前でない時代がやってくるかも知れません。
誇りをもって、有田ってええとこやでと言えるまちにするために、私たち社協ワーカーも地域福祉の視点で協力します!